こんにちは。
子どものこころのコーチング協会
インストラクターの 高橋 祐子 です。
みなさん、子育て支援センターって利用されたことがありますか?
地域の、未就園の子ども(自治体による)とその保護者が遊びに行ける施設です。
だいたいどの自治体にもあるのではないでしょうか?
わたし、子育て支援センターって、キライでした。
勝手な、苦手意識なのですが(笑)
長男はこだわりが強く、気に入ったおもちゃがあると、手を離さない子でした。
お友だちが貸してと言っても、貸せない。
時間が経っても、やっぱり貸せない。
また、興味がうつりやすく、片付けも苦手。
終わったものから片づけて遊ぶということもできない。
思いどおりにならないと、癇癪をおこす…
ほかのママは、うちの子をどう見ているのだろう?
わたしを、しつけをきちんとできない親だと思っているのだろうか?
先生は?
あぁ、なんだか今見られていたような気がする…。
今の場面、わたしの対応は間違っていたのかな?
注意しないとダメだったのかな?
どうするのが正しかったのだろう?
そんな風に、周囲の目が気になって気になって、
見張られているような気がして、わたしが耐えられなかったのです。
わたしは、自分の子育てに自信がありませんでした。
いつもいつも、正解はなんだろう?って考えていました。
正解と言っても、うちの子にとっての正解ではなく、周囲がOKと思う正解です。
当たり前だけど、正解は人によって異なります。
状況によっても、異なります。
例えば、「すべり台を逆から登る」。
これってありでしょうか?
「絶対ダメ」という人もいるでしょう。
「他の子がいないときならいいよ」っていう人もいるでしょう。
「小さい子がいるときはやめようね」っていう人もいるでしょう。
同じ事をやっても、OKな人もいればNGな人もいる。
だから、自分で決めればいい。
…とは言え、頭でわかっていても、心が怖いんですよね(泣)
あの当時、
わたしは誰かに、『大丈夫』って言ってもらいたかったのだと思います。
『あなたの子育て、それでいいんだよ。大丈夫、OKだよ』
って。
子どものこころのコーチング講座を受けて、よかったことは、
それを自分でできるようになったことです。
講座のテーマの一つに、『自分ともなかよく』というものがあります。
『自分が自分の一番の味方になる』ということです。
自信がなくて、周囲の目ばかり気にしていた当時のわたしは、
自分の子育てにダメ出しばかりしていました。
これで大丈夫?という不安な気持ちも、
勝手に増大させていました。
今は、自分の中の不安に気づいたら、
「そうだよね、不安だよね」って
自分で寄り添うことができるようになりました。
自信がなかったら、
「自信がなくて、心配だよね。でも大丈夫、それでOK!」って
自分が一番掛けてほしい言葉を、自分でかけられるようになりました。
インストラクターになったからといって、
子育ての不安や心配がなくなるわけではありません。
今だって、不安も心配も尽きないのですよ^^
でも、これが自分にできると、不思議なことに不安が小さく、心配が軽く、なっていくのです。
今わたしは、そのキライだった子育て支援センターで働いています。
ご縁というのは不思議なものですね。
スタッフとして、利用者さんのお話しを聞いていると、
当時のわたしのこころの声と、重なるものを感じることがあります。
『不安だよね。心配だよね。大丈夫。それでOK!』
すべてのママに伝えたい、
そして、すべてのママが、
自分にかけられるようになったらいいなぁ、と、思う言葉です。
最後までお読みくださりありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会
インストラクター 高橋 祐子