こんにちは。子どものこころのコーチング協会
インストラクターの鶴岡亜紀です。
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「聞く」って遠回りのようだけど
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私の娘は今年中学受験生です。
社会科が苦手でなのですがその苦手意識を克服するきっかけが、「聞く」でした。
ある日、ダイニングで勉強していた娘を見ると、すっごくやる気がなさそう。
やりたくないオーラ全開でした。
「どうしたの?」
と聞くと、案の定
「やりたくない」
と言うんです。
あとは、何を言っても
「嫌だ。」
私には何が嫌なのかさっぱりわかりません。
もう知らん、お母さんにできることはないと思い
「そっか。嫌なんだね。」
と言うと娘が
「やりたいけどできないの」
と泣いていました。
「そっか。やりたいのにできないんだね。」
と、オウム返しすると 娘は自分の気持ちを話してくれました。
「やりたいんだよ!できるようになりたいの。
でも、やらなきゃ、やらなきゃと思うとできないの。」
娘の葛藤が私に伝わってきました。
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「聞く」の効果
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少しして、娘が社会科の勉強をし始めました。
「どんな感じ?」
と聞くと、娘は苦手意識が少し外れた自分を
「玄関開けて入れた感じ」
と表現しました。
「まだ開けて入っただけだけどね」
娘の表現に感心しながら、改めて「聞く」ってやっぱすごいと思ったのでした。
きっとあの後、自分の中で折り合いをつけることができたのだと思います。
しばらくたってまた聞いてみると
「今は、靴を脱いたくらい。
もっと最初からちゃんとやっとけばよかった」
と後悔していました。
この時点で本番まで残すところ一ヶ月くらい(笑)
中学受験どうなることやら・・・。
遠回りのようだけど「聞く」ことで、娘が自分で成長できたと感じた出来事でした。
子どもの話の聞き方は、初級講座で学べます。
全国のインストラクターが、安心できる場所をご用意して、お待ちしています。
最後までお読み下さりありがとうございました。
鶴岡亜紀