【話を聞いてもらえると「ほっとする」んだなぁと実感した出来事】
こんにちは。
インストラクターの松丸飛鳥です。
先日、夕食の準備で玉ねぎを切っている時のことです。
私が「玉ねぎで目がしみる!痛いよ~」と言うと、
小3の長女が「玉ねぎ切ってる時って、目が痛くなるよね~」
と言ってくれたんです。
これはまさしく『おうむ返し』での共感の方法です。
『おうむ返し』とは、子どものこころのコーチング初級講座で
ママたちにお伝えしているコミュニケーションスキルの一つです。
話し手への共感が伝わりやすく、
おうむ返しで話を聞いてもらえた話し手は安心することが出来ると言われています。
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いつもの会話で安心感が育つ
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娘がおうむ返しで私の話を聞いてくれた時、
「うわぁ、こんなにもほっとするんだなぁ」
ということを改めて実感しました。
大人の私でもこんなに嬉しいということは、
子どもならなおさら嬉しいですよね♪
同じ日、今度は次女が転んで「痛いよ~」とメソメソしだした時
「転んじゃったんだね~」
「痛かったね~」
こんな風におうむ返しで次女の話を聞いてあげていました。
次女は「うん」と頷いて、長女に甘えるように寄り添っていました。
きっと次女はほっとしたのだと思います(*^-^*)
「玉ねぎで目がしみる!痛いよ~」と言った時に、
「玉ねぎが目にしみるのは当たり前!」
「そんなこと言ったって、しょうがないでしょ」
こんな風に言われたら悲しいですよね。
でもこういう対応、
実は私は子どもに対してやってしまいがちでした。
「あー、宿題やりたくないな」
宿題なんだからしょうがないでしょ。
「今日学校に行きたくない」
何言ってるの!休める訳ないでしょ、早く準備しなさい
何気ない会話だけれど、こんな風に言ってしまう事、私はよくありました(^^;
自分に置き換えて“自分が夫に言われたらどうかな”と考えてみると、
「そんな言い方されたら嫌だわ…」ってよく分かるんだけど、
なぜか子どもには言ってしまうんですよね。
こういう会話はいけませんよ、ということではありません。
ですが、実際に自分が言われてどう感じるかな?という事を考えてみると、
私の場合は「どうせ分かってくれない」「言っても無駄」
こんな風に感じるかもしれないな…と思いました。
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いつもできなくていい
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「おうむ返し」は相手に、‟聞いていますよ“ が伝わりやすいと言われています。
話を聞いてもらえたと感じると、安心できるんですよね。
その関わりが子どものこころに安心感を育み、信頼関係を育てます。
特別なスキルは必要ないんですよね。
でもね、いつもやろうとすると疲れちゃうんです。
できない時があってもいいんですよね。
私もおうむ返しできずに、「ママは話を聞いてくれない!」
なんて言われちゃう時があります(^^;
女の子だからなのか、はたまた私に似たのか…(笑)
口が達者なんですよね…
言われるとカチンと来てしまう事もあるのですが、
ママもできない時があるんだよねって伝えています。
良かったらこの「おうむ返し」を日常に取り入れてみて下さいね。
ポイントは頑張りすぎないこと。
できない時があってもいい、
それくらいのゆるい気持ちでやってみるのが
おすすめです(*^-^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
子どものこころのコーチング協会インストラクター