こんにちは、kodomoni.代表の「マツ」です!!
突然ですが、ランドセルってどうやってお家で置いてますか??

先日こんな修理のご依頼がございましたので
皆様もご注意くださいませ。
※画像のランドセルは
作り、耐久性などは
しっかりしており
ランドセル業界トップクラスです。
※修理をご依頼いただきましたお客様には
ブログの許可を頂いております。

画像を見て頂きまして違和感に気がつきましたか?
下記画像の赤い丸部分をみてください。

そう、凹んじゃっております!!

アップで見ると結構凹んでしまっています。
2年前くらいからちょくちょく見る
肩ベルトにランドセルをかけて置いておく
お洒落家具!!
実はこれが今回の修理のキッカケです。
(厳密にはいろんな事が重なってます)
わかりやすく解説していきます。

(実際の掛ける家具は下から棒があるので「T」の字になるのですが)
黄色い矢印のように後ろに重さが引っ張られてしまいます。
この倒れてる角度が今回の故障のポイントかもしれません。
それにより

黄色い丸部分に重さが集中して
引っ張られてしまいます。
そもそも、ランドセルの背中のクッションの下には
背板と言い板のような物が入っております。
(ダンボールでイメージしてください)

この板が一点に集中して引っ張られる事により

少し反ってしまうのです!!
それにより今回
ランドセルの上の部分の生地が逃げ場を失い。
(今回のランドセルは革なので張りが強いです)
凹んでしまったと言う現象です!!

一番最初にお話をしましたが
このランドセルの
「作り」「強度」
はランドセル業界トップクラスです。
もちろん、耐久テストもしてます。
今回ポイントとなるのは
「時間」
「重さ」
「角度」
ですかね。
常に重さが入って毎日10時間以上、土日などは24時間、
それを毎日積み重ね、
吊るしている角度により
接地する面がほとんど無く
1点に重さが集中してしまい
今回のケースが起こってしまっております。
きっと教材を入れない状態だったら
問題ないのでしょう。
毎日ランドセルの中身を出して掛けておくの。。
現実的では無いですよね。。
帰って来たら次の日の準備をさせるそれが小学生ですよね!!

ちなみに修理期間の約1ヶ月の間
人工皮革のレンタルランドセルをお渡ししておりました。
※お客様にはご協力いただき
レンタル期間
「同じ状態で毎日ランドセルを吊るしてください」
とお願いをさせて頂いておりました。
その結果
凹みは無いですが
(人工皮革なので
柔軟性があったので
きっと凹みはでなかったんだと思います)
引っ張られる事により他のところに故障が出てきました。
それがランドセルの箱部分。

黄色い丸のように生地が浮いてきてしまってます!!
もちろん反対側も

これ、糸で縫ってるからこれくらいの浮きで済んでますが、、
青い糸が無いともっと浮いて来てる可能性高いですね。。
小学生の教材の重さ、、本当に重たいですからね。。
皆、可能な限りランドセルは置いて保管をオススメさせていただきます。
(蹴ったりされないように少し高さがあるところで)

本日もご覧頂きまして誠にありがとうございます。

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