
しずおかハートnetのブログ
Facebookより転載

放射能汚染の学校給食 「母親たちは限界にきている」
田中龍作ジャーナルより
http://tanakaryusaku.jp/2014/01/0008666
「学校給食は親の力では変えられない」―福島原発事故による食品への放射能汚染は給食を直撃した。我が子を体内被曝させたくない親たちの悩みは深刻だ。父母らがきょう、国会内で対政府交渉を持った。(主催:オール日本・給食の安心安全を願う父母の会)
政府からは文科省、厚労省、消費者庁、復興庁の中堅若手官僚が出席した。
福島県郡山市の母親の最大の悩みは学校給食に福島産の牛乳が使われていることだ。「地産地消はやめてほしいと申し入れても地産地消は繰り返される」と訴えた。「薄められているから(検出される放射能の)数値が低いのではないか。不信ばかりが募る」と続けた。
文科省スポーツ・青年局学校健康教育課 学校給食係長は次のように答えた。「食品の安全は厚労省が決めた基準にもとづいて出荷制限をかけている。基準値を超えるものは出ていない」。
お役所答弁と言ってしまえばそれまでだが、子を持つ親への配慮は ひとかけら もない。何より子供の健康を考慮していない。
学校給食の安全基準値は、一般の食品の基準が適用される。制度のおかしさが根底にある。「子ども基準値を設けて」と願う父母たちの声は政府に聞き入れられない。
被曝の実態調査を続けている中学校教師の川根眞也さんが、役所の杓子定規に反論した―
「発育期の子供たちの体内に放射能が入る。大腸、小腸を傷つけるんですよ…(中略)あなた方はICRPの基準に従って言ってるだけだ。ICRPは生身の体に対する考慮はみじんもない。ロボットと同じように見ている」
母親たちが基準値の見直しについて聞くと、官僚は「ここであなたたちに答える必要はない」と開き直って、そそくさと立ち去った。=写真:田中龍作=
国産シイタケの給食への使用も深刻だ。昨年12月、文科省から一篇の通達が出た。「国産シイタケの使用自粛は風評被害につながるので自粛したりしないよう」とするものだ。役所独特のまわりくどい言い方だが、「国産シイタケを給食でしっかり使うように」ということである。
文科省は通達の存在は認めたが、誰からの要請なのかは最後まで明らかにしなかった。
会津の母親は子どもが給食のシイタケを食べて体調が悪くなった例を次々とあげた。「鼻血が出た」「じんましんが出た」……彼女は「子供を守りたいのか、被曝させたいのか(役人)一人ひとりに聞いてみたい」と食い下がった。
政府が給食の安全に配慮してくれない以上、子供に残された自衛手段は弁当しかない。ところが弁当を持っていくとイジメに遭う。校長先生からは叱られる。
母親たちは政府側に「こうした事実を文科省は把握しているのか?」と尋ねた。
「初めてうかがったような話が大半」と文科省はトボケた。本当に知らなかったとすれば業務怠慢だ。きょうの交渉では政府からは何ひとつ明確な答弁は得られなかった。
大甘の食品安全基準自体が噴飯ものである。大人でさえ危ない食品を子供に食べさせているのが日本国政府だ。
「お母さんたちは限界にきていますよ」。まとめ役の女性は話した。

極低レベル放射能汚染で健康被害が。学校給食を安全にしよう|1ベクレル/kg規制へ さいたま市に申し入れ
より転載
ウクライナで放射能について現地調査をして驚いたのは、
現在のさいたま市と空間線量が変わらない地域に、
頭痛や足痛があり、虚弱で風邪を引きやすい子どもたちが多くいて、
毎日、体調不良に悩まされていたことでした。
そこで、「放射能の少ない食事」に替えてもらいました。
すると、2~4ヵ月で元気になったのです。
第4回目の調査で、頭の痛い子が多い地域の食事を調べると、
セシウム137は、1.1ベクレル/㎏でした。
日本の食品の放射能基準は100ベクレル/㎏。
これでは、日本でも同じことが起こります。
子どもたちの未来を健康で明るくするために、
私たちは、“学校給食を安全にしよう”と働きかけていきます。

街で売られていて、放射能が検出された物をまとめてみました: Oh!すばらしい企画より転載
2014年02月01日
店で売られていて、放射能が検出された物をまとめてみました。
1月16日から31日まで
購入日・品目・産地(工場)・セシウム134 137合算値(単位はベクレル/Kg)
H26.1.10 レンコン 土浦市 9
H25.12.16 精麦 栃木県 8.7
H26.1.14 タラ 岩手県 4.5
H26.1.17 サワラ 房総沖 3.1
H26.1.17 サワラ 房総沖 1.1
H26.1.20 ゴボウ 茨城県 1.2
H26.1.20 干しいも 製造所:茨城県 2.7
H26.1.21 サメ 青森県 14
H26.1.21 サツマイモ 茨城県 6.2
H26.1.15 りんごジュース 製造・加工場所(福島県二本松市) 3.4
H26.1.15 りんごジュース 製造・加工場所(福島県二本松市) 4.5
H26.1.21 脱脂粉乳 二戸市 1.9
H26.1.14 タラ 加工所:宮城県 7
H26.1.23 サツマイモ ベニハルカ 茨城県 2.5
H26.1.23 生シイタケ(菌床) 長野県 6
H26.1.20 大豆 千葉県 9.3
H26.1.20 原木シイタケ 登米市迫町 5.8
H26.1.22 マダラ切身 岩手県 2.2
H26.1.21 マダラ 岩手県 8.4
H26.1.20 干柿 福島県 16
H26.1.27 マイタケ 新潟県 4.4
H26.1.27 マダラ 宮城県 12
H26.1.28 マダラ切身 岩手県 2.6
H26.1.21 しいたけうどん 製造・加工場所(福島県浅川町) 3.4
H26.1.22 りんごジュース 製造・加工場所(福島県二本松市) 3.3
H26.1.20 大豆 千葉県 9.3
H26.1.27 漬物(梅干) 製造所(群馬県高崎市) 46
H26.1.30 干しイモ 茨城県 2.1
H26.1.20 茶葉 静岡県 6.1
H26.1.30 タラ 三陸南部沖 11
H26.1.30 レンコン 茨城県 4.5