「甲状腺がん疑い44人に」


こども未来ねっと能代


昨日、甲状腺がんの続報が発表されました。


http://www.ourplanet-tv.org/files/20130820shiyo.pdf


また、44人(良性1人)へと増加しました。

汚染水の問題といい、もう地元紙でも報じられるようになり、事態の悪化は隠せなくなっています。


しかし、慣れといいますか一種の諦め…と言いますか、もはや危機感は薄れてしまっていますよね。

だからこそ、今になって次々とヘビーな情報が発表されるのかな…


被ばくで(低線量も含めて)、最もわかりやすい形=診断がつきやすく発見しやすい(認められやすい)ものが、甲状腺がんだといえるでしょう。


だからこそ、被ばくの影響で増加すると実証されている(いわゆる「科学的に認められている」ってやつです)。


今のところ、最もわかりやすいバロメーターが、「小児甲状腺がんの増加」なんだろうと思います。


だって、甲状腺がんにかかわらず、「普通がんの多くは、壮・老齢期発症」で「小児甲状腺がんは100万人に1人か2人の病気」ですもの。


それに、チェルノブイリ事故後4年間は増加していない…などどいうことになっていますが、飛躍的に増加したのが4年後からであって、その前から徐々に増加はあったのです。


放射能の影響を否定しているお医者様をはじめとするお偉い方々は、いつまで「もともと持っていた病気が事故後の検査で早期発見できただけ」と言い続けるのでしょうか。