ママの「防災教室」☆開催
こんにちは
能代は、とても気持ちの良い陽気です
(みなさんには暑いかも?
寒がりの私にはちょうどなんだけども…)
今日は、秋田大学の先生がお話を聞かせてくださり、
その後、“子どもを守るポーズ”や“簡易おむつ”の実演をしました
【秋田大学 地域創生センター 地域防災部門 准教授】
http://www.pcix.akita-u.ac.jp/public/pu_schedule.html
大学の先生というと少し敷居が高い気がしますが、
私たちの直球質問に、丁寧にアドバイスしてくださいました
本当に、ありがとうございました
大きな被害を及ぼすような地震・津波は、そんなに頻繁にあるものではないが、
いつ起きても不思議ではない。
「津波の前には、“必ず水が引く”と思っている人が多いかもしれないが、押し波から始まる津波もある」
「想定外、想定外…」とよく言われたが、
“今ここならば、どう行動してどこに逃げようか”
ということを、いつも頭の片隅で一瞬だけでも、考えてみるだけで違う
津波警報、避難バック…うんぬんよりも、
「まずは、自分たちの身を守ること」
「避難する途中で、地震の被害(倒壊・液状化・地割れなど)で道がふさがれていたりすることもある。
車の渋滞の他にも、歩いて(走って)逃げる人の渋滞も…
避難経路の確認を」
( 自動販売機は、意外とすぐに倒れてしまうようです…
重いので注意が必要ですな )
また、渋滞が起こるのは必至で、車に乗らないと逃げられない人(この方々をどう避難させるかも課題…とのこと)のためにも、基本は歩いて(走って)避難
ハザードマップは、ある一定の規模の地震・津波が起きた場合の仮定
「マップ上で大丈夫だからといって、ここまで来ないとは限らない」
今配布されているマップは暫定版 で、かなり被害の大きい場合を想定したマップが、今後作られる予定だそうです!
http://www.city.noshiro.akita.jp/upload/download/126508download.xls
「津波は、50㎝でも簡単に大人を流してしまう
そして、絶え間なくおしよせ続ける…」
「能代の地形では、海岸線から遠くても特に河川沿いは注意が必要」
「東能代方面(標高の低い土地)よりも、標高20m以上の、
能代公園・臥竜山・浅内(小学校付近の高台)・相染森などの方面が良いと思われる」
場所的に、海岸に近いところもあるので少し怖い気もするが…
やはり、“遠く”よりも“高く”ということになる
「能代市内の避難所は、それほど高台にはない。
四小や五小は木造校舎だし、学校まで津波が達した時のことも考えておいたほうが良いのでは…」
「標高10mほどでも、二中など鉄筋校舎の屋上などに上れば20mくらいの高さにはなる」
「学校や園の避難訓練では、机の下に隠れて校庭に避難して終わりだった。
そこから更に避難する訓練も、たまには必要かな…?と思う。
震災時、津波にのまれた園でも、同様に園庭に整列して保護者の迎えをまっていたが、ある保護者の『早く逃げろ』の一声で危機一髪、難を逃れた例もある。」
「向能代の標高の低い場所は、組合病院の上階へ。
向能代小・東雲中付近は、標高が高い。」
「2年前の震災で、携帯は全く通じなかったがメールはできた。
充電器は必須だと思った。」
現にインターネットやメールで、安否確認ができたケースも少なくなかった。
また、被災地意外の遠方からの電話のほうがつながり易かったので、
遠方の親戚宅を情報の拠点にして安否確認したというケースもあった。
などなど…
いろいろなお話がでました
“家族ばらばらに被災したり、はぐれてしまった時にどうするのか”
子どもの学校や預け先(学校・園)での対応なども、改めて確認しておこうかな…と思いました
鎌滝先生はじめ秋田大学の方々、参加していただいた皆様に心より御礼もうしあげます
ありがとうございました
参加できなかった方で、子連れ防災対策・母乳ママQ&Aの資料がほしい方は、遠慮なくご連絡ください
子どもを守るポーズ
簡易おむつ
(コンビニ袋+タオルや古着の切れはしなど)
大きな袋を使用すれば、大人の生理容用品やおむつの代用にも
そして、今日のべくれでねぇデザートです
( 2013/6/3 北羽新聞 )