「“放射能から子どもを守ること”
         に生涯を賭けた人」
~ アリス・メアリー・スチュワート ~


こども未来ねっと能代

 1956年、アリス・スチュワート博士(オックスフォード大学社会予防医学部長)は、低線量被ばくと病気との関係を示す科学的根拠を明らかにしました。

当時のイギリスでは、児童の白血病が以前と比較して、
50%も増加していました。

彼女は、疫学調査により
妊娠中の女性への腹部レントゲン検査が原因」
である、とつきとめました。


彼女はチェルノブイリ原発事故の翌年、

“年間0.2ミリシーベルト以下” 

を防護基準とするよう世界の科学者1000名の署名をICRP(国際放射線防護委員会)のコモ会議でつきつけました。


そして、1997年に結成された欧州放射線リスク委員会(ECRR)の初代議長として亡くなるまで、低線量被ばくの危険性を訴えました。

現在、「妊娠中の女性の腹部にレントゲン検査」をする医師やレントゲン技師はまずいないでしょう。
.
この点に関しては、
誰もが「低線量被ばくの危険性を自覚している」
のです‥‥びっくり

しかし、
「100ミリシーベルト以下の低い放射線量と病気の関係について明確な証拠はない」という考え方が、よく聞かれます。

あるいは、
「低線量被ばくは未解明で、よくわからない」という専門家の声も。
  
そんな方々に聞きたい耳

レントゲン検査のX線より強い、
γ線・β線・α線が、
低線量被ばくの影響をまぬがれるといえるのでしょうか。

私にとって、「証拠がなくて未解明」は、
リスクがないということにはならないし、
対策をしなくてもよいという理由にはなりません涙

もし、目の前のわが子に車が突っ込んで来たら、私は子どもの上に覆いかぶさるでしょう…車
もし、火事で逃げ遅れたら、私は子どもを抱きかかえて火に背を向けるでしょう…メラメラ

小さすぎて目に見えないけれど、微量でも放射能によって、細胞は傷つきますしょぼん

目に見えないが、
“細胞単位のケガ”だと私は認識していますひらめき電球

運よく毎回毎回、傷ついた細胞・遺伝子がすべて自然治癒(修復)できれば、見た目には何も起きていないように見えるだけ目

“目の前の子どもが危険にさらされるのであれば、身を以て子どもを守る”

もしくは“危険から遠ざけようとする”
それは、母として自然なことではないでしょうかドキドキ


蛇足ですが…
冬休みの生活について、
学校から、いろいろと注意事項が来ますよね?
うちの娘の学校からも来ました雪だるま

飛出し注意・道路で遊ばない・雪山に登らない
冬季自転車禁止…
沼や川の危険!
屋根の下の落雪注意!
火遊び禁止!
不審者注意!
大型店・ゲーセンでの注意…などなど…

全部、ごもっとも合格
これだって、“子どもを危険から遠ざけようとする”
ということに他ならないと思います。

これらの学校からの注意事項を守らなかったとしても、
何事もなく過ごせるかもしれません・・・
が、守れば、リスクが少なくなることは確実です!!

放射能だって、より、リスクを少なくする方法をたのむ