「二本松市測定所の日常…」


これは、私が以前住んでいた福島県二本松市の知人からの情報です耳
          これ↓
わたしは、放射線の食品測定所の臨時職員です。

今日も、ある、ばあちゃんが来た。
ひと伝えに・・・

とても、丁寧な、昔の方だよ

白菜を大きく切って持ってきたんだ。

本当だったら、小さく切らなければいけないけど...

私らが、それを切っちゃダメなんで
それを、容器に押しつぶして
測ったよ。

ばあちゃんは、
三時間後、
頭を深々と頭を下げて
測定所に入ってきたよ

お世話になりますって言ってね

幸いにも、その白菜は
NDだった。

そういった。

でも、
その意味がわからないんだ

何度か
ここで そのことは話したよ

ベクレルもシーベルトも
わからないんだ。

いつもの通りの言葉が
口から、こぼれた・・・・

「食べても大丈夫ですか?」ってね

γ線しか測れてないからさ

ストロンチウムのこと
話そうと思ったけど

話せんかったよ

「おばあちゃん、低いよ
 この野菜!
セシウム、低い!」

ばあちゃんは、にっこり笑った。

「孫に食べさせても大丈夫ですか?」

答えられない・・・・

わからない

だから、放射線の話をした。

30分。

おそらく、意味、わかんないと思う。

でもさ、

そのばあちゃん

泣いてたんだ。

一人暮らしで、

誰も何も教えてくれないって・・・

テレビでは、大丈夫だって言ってるけど

信用できなかったって。

でも、でも、わたしの話を聞いて

ばあちゃん泣いてた。

こんなに、親切に教えてもらったこと無いって・・・

手、合して・・・・

拝んでたよ

私を・・・・・・。

「長生きしなきゃ、おばあちゃん、」

言葉がないよ

泣いたよ

ばあちゃんといっしょにさ

何してんだよ
     <日本>

二本松の方からの、メッセージでしたキラキラ
私の心に刺さりました…目


小難しいことは理解できなくたって、ちゃんと伝わるはずなんだよね…
本当はわかるはずなんだよね…

1人1人の意見や判断が、尊重される社会であってほしいお願いクマ


心配だと思ったら、それを言葉にしたり、行動に移すことに、
勇気・決心の必要のない社会であってほしい…祈る

だって、自分の子どもや家族を1番近くで守れるのは、
母である私だけお守り


今、目先のこと以外にも…
子どもが成長した頃のことも、未来を、見つめてほしいお願い