「私の判断で再開」
小坂町長 焼却灰受け入れで説明会
首都圏3市から排出されるごみ焼却灰の受け入れを今月中旬にも再開することを決めた小坂町は13日、町交流センターセパームで町民説明会を開いた。
参加者からは再開に反対する声が相次いだが、細越満町長は「長期的に安全性を確保する体制は整っている。賛否あるが、私の判断で再開したい」と理解を求めた。
3市との合意後に町が町民説明会を開くのは初めて。県や処分業者のDOWAエコシステムの職員が同席し、町民約50人が参加した。
細越町長は「処分場の管理計画は、国が定めた指針以上に安全を重視した内容。
環境調査で監視を続け、万が一問題が起こった場合は国も責任を持って対応する。
安全は確保できる」と強調した。
参加者からは
「町民アンケートを実施するべきだ」
「放射性セシウム濃度が測られないまま(町内の処分場に)埋められている焼却灰の実態が調査されておらず納得できない」
など、再開の判断を疑問視する声が相次いだ。
(2012/11/14 さきがけ ON The Web) http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20121114b
「グリーンフィル小坂
初日は千葉から30トン」
首都圏からの焼却灰の搬入再開について、
小坂町の最終処分場グリーンフィル小坂の親会社DOWAエコシステムは20日、22日に千葉県市川市から焼却灰が搬入されると発表した。
首都圏からの焼却灰は、去年7月の停止から約1年4ヶ月ぶり。
町の一般廃棄物受入及び処分状況調査委員会は、7日に開いた会合で初日に立ち会うことを確認している。
( 2012/11/21 北鹿新聞 )
・・・私は、福島県民としてみてきました
それは、これからもずっと続くのです
小坂町民の半数以上が反対署名し、
再開に向けて町は8月に受け入れを表明。
事業者からの管理計画を受理した上で、10月に受け入れを希望する千葉県市川、流山、埼玉県川口の3市と事前協議し、合意した。
受け入れ期間は今月15日から来年3月末まで。
3市から2800トンの一般廃棄物が搬入予定。
同社によると、搬入再開の初日はトラック3台で、焼却灰約30トンが運び込まれる予定。
町の一般廃棄物受入及び処分状況調査委員会は、7日に開いた会合で初日に立ち会うことを確認している。
( 2012/11/21 北鹿新聞 )
・・・私は、福島県民としてみてきました
「プルサーマル」が再開され、
「安全」「事故が起きても大丈夫」
と説明されてきた
それなのに、福島原発が未曾有の事故をおこし、
その結果、どんな被害があったのか
それは、これからもずっと続くのです
そして、
後になって明らかになることも少なからず出てくるだろう
小坂町民の半数以上が反対署名し、
議会も調査指示を出しているにもかかわらず、
押し切る形で再開するのは、なんとも腑に落ちない
問題がおこったら、責任を持って対応しても
もう手遅れなこともある・・・
私は、この原発事故によってそれを痛いほど実感している