福島、甲状腺がん判定へ 

子ども1人「2次検査必要」


(TBSニュース)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5185094.html http

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福島県が18歳以下の約36万人を対象に行っている甲状腺検査の1次検査で、がんの疑いがあり「直ちに2次検査が必要」と初めて判定された子どもが1人いることが17日、関係者への取材で分かった。(共同通信)


http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012111701001618.html


(福島民友ニュース)

http://www.minyu-net.com/news/news/1118/news7.html

(中國新聞)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201211180103.html

(産経ニュース)

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121118/dst12111811240003-n1.htm

(河北新報社)

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121118t61007.htm




チェルノブイリで治療にあたった経験を持つ菅谷昭医師=松本市長は・・・


福島の子ども1人に甲状腺がんが発見されたときに、こう言っています!(東京新聞2012/9/27)


こども未来ねっと能代


検査を担当する県立医大の鈴木眞一教授は

「チェルノブイリ事故でも、甲状腺がんが見つかったのは最短4年」と説明したが・・・


菅谷松本市長は

「事故後、早い時期に甲状腺がんが発症する可能性は否定できない。現段階では『わからない』としか言えないはずだ」

と即断をいさめている。


~甲状腺がんは通常老人に起こり、

    小児においては極めてまれな疾患~



1986年以前は、ベラル-シで年間新たに発症する頻度は0~2例だったが、1989年までに7例、1990年秋までに22例に上った。

こども未来ねっと能代

年齢
1973年~1985年(事故前)
1986年~1998年(事故後)
増加倍率
018
7
407
58
1934
40
211
5.3
3549
54
326
6
5064
63
314
5
64
56
146
2.6





他の国々でも・・・


ミュンヘン大学放射線生物学研究所、ピルゼンのチェコNGO、チェコ共和国、ノイヘルベルグにある環境と健康のためのGSFリサ-チの合同調査で、チェコ共和国において成人の甲状腺がん患者が増えていると報告された164)

東ドイツやバイエルンと同様にチェコにおいてもチェルノブイリ放射性降下物の被害を受けていた。
ドイツとは違い、チェコでは成人のがん患者の登録制度があるため、この研究は特に大規模に長期にわたって(全体で247万人)解析されている。


それによれば1975年以降、男女問わず甲状腺がんの発症率の増加傾向があった。

しかしながら、チェルノブイリ事故後の1990年には、男女両方で甲状腺がんの発症割合が年間2.0%から4.6%とあきらかに増加した(95%信頼区間:1.24.1p=0.0003)。

そして、1989年の早い段階から女性の方が男性よりも発症率が高かった(p=0.0005)。

すべてまとめると、チェルノブイリ事故後の甲状腺がんはチェコだけで426症例もの過剰発症がみられた(95%信頼区間:187688)。

事故から病気の大発生までの潜伏期間はわずか4であったとのことがわかり、この年数に関してはチェルノブイリ周辺地域と同様。

また、ポ-ランド165)、北イングランド166)でも青少年や成人のあいだで、甲状腺がんの発症率が増えていることがわかった。



(原発の危険から子どもを守る北陸医師の会)

http://isinokai.blogspot.jp/2012/03/5-5.html