女子小学生の54.1%、
女子中学生の55.3% に 『のう胞』(福島市)
女子小中学生の2人に1人!!
4万2千人の子どものうち、6~10歳の女子 54.1%、11~15歳の女子 55.3%、男女合わせた全体でも 43% に「のう胞」が見つかっていました。(福島県発表資料)
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240911siryou2.pdf (16ページ)
2000年に、山下俊一氏(現在福島医大副学長)らが、長崎の子どもたちの甲状腺検査を行った結果、のう胞が見られたのは 0.8% でした。
また、チェルノブイリ事故の5~10年後、チェルノブイリ地域の子どもたちの調査をした結果、のう胞が見られたのは
0.5% でした。
実施年度 | 1999年 | 2011年 | 2012年 |
地域 | 長崎県 | 福島県 | 福島県 |
嚢胞なし |
99.2% |
64.8% |
56.9% |
嚢胞あり |
0.8% |
35.1% |
43.1% |
http://dl.dropbox.com/u/54707339/gomel%26nagasaki.pdf
子どもの甲状腺がんは、「100万人に1人」ともいわれ、小児科医でも一生お目にかからないの程の、珍しい病気だと聞き及びます
この長崎の結果からもわかるように、子どもの“のう胞”も、1,000人に8人程度ですから、普通は少ないといえるのではないでしょうか
それが・・・
今回の福島の結果はどうでしょう
なんと、2000年の長崎の 54倍 くらいの確率です
これは何を意味するのでしょうか・・・
まだ未病の段階の“のう胞”とはいえ、
多すぎると思うのは、私だけでしょうか