●自由奔放な女と、引きこもり男の夫婦愛。
こんばんは。子供目線とパパ目線が分かる子育てアドバイザーの柳田です。
老健(老人保健施設)で働いてた頃の話です。
40歳を過ぎてる介護福祉士さんがいました。
見た目は、とても若く派手で日焼けしていてと、一言で言うとギャルママでした。
みんなとワイワイするのが好きで、場を盛り上げるのがとても上手い方でした。
でも、仕事はきっちりする。
そういう人だったので、彼女はみんなに信頼されていました。
彼女は、子供はいませんでしたが、幼馴染みの旦那さんと二人で住んでいました。
旦那さんは、中華料理のお店で調理の仕事をしていました。

旦那さんと彼女の性格は、正反対でした。
彼女は自由奔放な性格に対し、旦那さんは内向的で引きこもりな性格でした。
彼女の家で、飲み会をしたことがありました。
でも、、旦那さんは、2階から下りてくることは、一度もありませんでした。
その時に、彼女は、結婚について言っていたことです。
「結婚した時は絶望しかなかった」
「でも、日が経つ内に、いい所が沢山見えてきた」と。
旦那さんは、彼女が誰と飲みに行こうが、何時に帰ってこようが怒らなかったみたいです。
そして、旦那さんは旦那さんで、自分の趣味を持っていました。
確か、バイクが趣味で、結構バイクにお金をかけていました。

でも、彼女はそれを止めろとは言わない。
お互い、結婚はしているんだけども、お互い好きなことをする。
だから、この夫婦は今も仲良しでいれるんだろうなと、その時私は思っていました。
彼女はその年、以前にも留学してた経験があるのですが、また留学する予定でいました。
彼女は、自分が留学してる間、旦那の世話をする人がいない。
そこで彼女は、以前留学で仲の良かった女の子を同棲させることにしたんです。
その女の方は、私と同じ歳で独身でした。
彼女が留学してる間、旦那さんとその女の方の二人暮らしになるんです。
普通、ありえなくないですか?
私は、彼女に聞いてみました。
「心配にならないんですか?」と。
彼女は言いました。
「もし、二人が付き合うようになっても、それはそれでしょうがない」と。
それだけ彼女は、二人を信用してるんだなと、それを聞いて私は思ったんですね。
準備は万端だった。
後は行くだけだった。
でも、彼女は留学しませんでした。
留学する何日か前に、父親が危篤状態になったためでした。
結局、彼女の父親は亡くなりました。
留学はしなくなったため、同棲していた女の方は必要なくなったんですが、彼女は3人で住むようになりました。
その後、私はその老健を辞めたんですが、しばらくして彼女から携帯にメールが届きました。
彼女は、いろんな国に旅行しに行っていました。
人生を楽しんでる感じがしましたね。

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