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過剰な黒人優遇は逆差別 米最高裁が逆転判決
米最高裁は29日、消防士の昇進試験で黒人を
優遇した米東部 コネティカット州ニューヘブン市の
措置は、白人に対する逆差別で
容認できないとする判決を下した。
米国では公民権法の下で黒人を優遇する
積極的差別是正措置 (アファーマティブ・アクション)が
長く行われてきたが、判決は人種に基づく少数派優遇の
行き過ぎに歯止めをかける内容。
今後、全米で採用や昇進の在り方に影響を及ぼしそうだ。
判決などによると、ニューヘブン市で03年に
実施された消防士昇進試験の結果、黒人受験者が
1人も昇進できなくなった。
市当局は人種差別だと訴えられることを懸念し試験結果を破棄。
このため白人受験者らは昇進の機会を逃した。
最高裁は9人の判事中5人が、市の行為は人種差別を禁じた
公民権法に反すると指摘。「試験に合格し昇進の資格を得た
個人に、人種に基づいて損害を与えることは正当化できない」
と判断し、下級審判決を覆した。判事4人は判決に反対する
少数意見を出した。
で、これは、一言では片付けられない問題でもあり、
アメリカの貧困層の白人などは、最早、黒人になりたい
とまで言う始末。
でもこの話題は、他人事ではなくて、日本でもまた、
貧困層の若者が、部落解放同盟に、加入させてほしい
との連絡を入れていたり、在日朝鮮人の税の優遇措置も
この話題と、同様になりそうだ。
ちなみに、部落開放同盟側は、入りたくて入るものでは
なくて、そういう身分で生まれたもののためだと言い
断ったという。
各国の貧困やカースト、身分制度を調査した、
黒人の学者は、優遇措置は、新たな憎悪を
生み出すだけで、早急にやめるべきとの結論を出した。
何故なら、Cグループに優遇措置をすると、
その前後のBグループもさほど変わらない環境なのに、
そのBとCの境目があいまいで、BとCの間で、
対立が起こる。そして、Bグループにも同じ権利を
与えると・・・・その連鎖が始まる。
区切られたその中に入れなかった、貧困層や
もともとの富裕層は、自己責任などや差別などに
なってさらに、対立は深まるのである。
昨今、生活保護の母子加算についても議論されて
いるのだが、それも同様に、好意的に見る人は
少ないのである。
要は、国民総中流意識から一転、貧困グループと、
富裕層グループの二極化で、さらに、中間のグループも
富裕層に上がるより、貧困グループにいつ転落するか
わからない、社会不安を抱え、それが、一気に
貧困層、優遇措置を受けている人々への
非難につながっていくように思える。
モーガン・フリーマン氏は、黒人の俳優と呼ばず、
アメリカの俳優とあえて、名乗るのは、
上記のような事を懸念してのことだと
聞いたことがある。
優遇措置や援助を受ける人たちは、自助努力では、
どうにもならなかったからそのように、勝ち取ってきた
背景もあるし、一言で片付けられない問題だと思うが、
では、何故、富裕層である国会議員は、議員年金や
仕事中の居眠りが許されるのであろう。
結局のところ、力のあるものには、影響が出ず、
社会的弱者にしわ寄せがいくような、
そんなシステムを作り出している根本を何故、
是正しようとしない?
弱いものは、いじめやすい・・・。
小学生か!お前らは!!
大人の世界がこれだもの・・・・。
まったく、やってられないよ。