子供の国語を一緒にやっておりました。

やはり、普段頭を使わないと、退化するもんだと

心底思いました。


と申しますのも類語や反対語などのたぐい。

意外とスラッと出てこないものであります。


いかに、普段、グレーな言葉を選んで

話しているかを思い知らされました。


・以下の類語をあてはめ文章を完成させろ!


浮き足立つ(不安や恐れで落ち着きを失う。逃げ腰になる。)

面食らう(突然のことで、慌てふためく。驚き、まご付く。)


問題は、

1、道端で外国人に道をきかれ・・・・・・

2、サッカーで終了間際に逆転ゴールされ・・・・・


正直、私も娘も感情で生きている野生動物のようで、

上記の問題に一番合っている感情・・・・

動じないなんだが。なにか?


やはり国語なので、答えを書かねばならず、

何となく釈然としないまま・・・書き込む娘。


普段の娘は、・・・外国人に道を聞かれても一生懸命

それなりに答えるし、ドッヂボールをやっていると、

そんな場面にも出くわすし、あまりピンとこないらしい。


試される国語力、私も娘と一緒になって解いてみると、

なかなか面白いものだと・・・。


まぁ大人になると、ちょっとした言葉の行き違いや

何やらで・・・かなり面倒なことになるので、

あらかじめ、グレーのまま話す事が多かったり、

断定的な物言いは、避けてみたりすると、

最早、反対語すら出てこない。


さて、そんな中、昨日のブログの「責任」について、

調べていくと、語源は、(約束に対して)保証する、応答する

って言うんですって。本来その約束が、義務という

言葉に置き換わったとして、責任の部分は、と

考えますと、これまた、問える場合と、問えない場合があり、

本来の意味から・・・変化していった責任という言葉。


軽く考えると、軽く済ませてしまうような風潮に

なっていくのだろうか?

だいたい、自己責任論は、肥大化しているが、

国家責任は、むしろ縮小傾向にあり、

責任という言葉も意味合いも本来同じはずなのに、

国民総ドM化しているように思う。


年金殆どもらえなくなったが、蓄えを持たなかった

自己責任って・・・え?


会社を選んだらリストラに遭った、

その会社を選んだのは、自己責任?


でも、銀行が負債を抱え、公的資金投入って、

どこまでが、公的で、どこまでが私的?

新銀行東京だって、紹介料もらったり、融資先を

沢山獲得した社員には、報奨金出してたり

していて、それで、赤字で何百億って金を

公的な資金で賄うって、いかがなものなんでしょう。


これは、私的なものなんじゃないのかね?


でも年金の減額で生活が苦しくなったり、

業績が悪化して、給料の高い社員の首を切ったり、

それは、自己責任になるの?


私は、そんな責任押し付けられたくないのだが。


むしろ、景気が悪化した時こそ、国家たるもの

責任をとって、皆が幸せに、安心して暮らせるよう

保証するものじゃないの?それを国家責任だと思う。


だって、苦しくても何でも・・・自動的に所得税、

住民税、固定資産税、消費税・・・・払っているんだよ、

義務だから・・・じゃあ・・・責任は・・・それも

個人の自己責任って、全然論理的じゃないんだが。


バカな私に、どうして、こういう理屈になるのか?

教えてはくれまいか?