ホームエデュケーションって、言葉も最近徐々に
認知されてはきているけど、なかなか一般的には、
不登校だとか、登校拒否という何ともネガティブな
言葉の方が、公では、認知されているのは、
なんとも・・・はぁ・・・。
メディアだけでは、無いにしてもレベルが低すぎる。
さらに、モンスター○○などという何とも人をバカにした、
一方的かつ公平性を欠いた大ネガティブキャンペーンを
見聞きしていると、
今後地上波デジタル放送を前に、テレビは、無くてもいいやと
思う・・・・。正直、芸能人の幸・不幸やゴシップネタや
何とも分かり易過ぎる、世論誘導操作と言いますか・・・
公教育と同様に、平均を高くする努力というより、
寧ろ、高い志の者まで、下に平均を引き下げたのと同様に、
たまに、スイッチを入れると、「バカにしてんのか?」と
思うほど、内容の無い番組に最早、こんなものいらねぇ・・・と
再確認している人も多い中、
総務省が何億もの巨費を投じて、メディアを擁護するかのような
そんな馬鹿げた事をやるのかと・・・・。呆れておる次第で御座います。
さて・・・そんな中、以前より娘の読書量の少なさには、
私自身、気になっていたのですが、やはり現予備校講師、
院生時代は、大手の塾で小・中相手に難関校を合格させる
事を目標に、賃金を貰っていた兄からの助言・・・。
(もちろん、娘に難関校を受験させることを目標にしていない。
だって、ホームエデュケーションだもの・・・みつを)
やっぱり、私と同様、読書量の少なさを心配していた・・・。
兄曰く、小・中学校において、英語・理科・社会などは、
暗記の世界であり、方向性や持っていき方によって、
どうにでもなるのだが、国語力、特に長文読解力これが、
数学の文章題、視覚類推能力を磨くという。
基本中の基本が長文の読解力・・・これ以外ないそうだ。
そして、兄に最適な問題集を選んでもらい、ポイントを聞くにつけ、
あぁ・・・私の足りない部分、私では、絶対に考えつかなかった
であろう物事が、見えてきた・・・。
そして、とにかく娘の欠けている部分をパズルのピースを
埋めるように、根気よく、厳しく、抜くところは抜いて、
教えているさまは、私には、とても真似が出来ないのだが、
私なりに、教えのプロから私も学ばなければならない・・・。
そして、有難い事に最適だと思われる本も選んでもらった。
で、まだ無理かと思われていたような本もスラスラ読んで、
数時間で1冊読み終えた・・・。もちろん、内容も理解して。
これには、本当に驚いた。また、本の内容全部を兄が
知っていることも驚いた・・・。
考えてみると、今ある兄の蔵書は、数を減らしたとはいえ、
5000冊は、くだらない。そして、子供の頃も週に3冊~5冊は、
図書館で借りては読んでいた。
本の読み方は、人それぞれなのであるが、
好きな本を読む時と、課題として読む本とは違うという人も
いるし、また、本自体が大好きで、ジャンル問わず何でも
読むという人もいる。もちろん、繰り返し読み込む人も
いるし・・・読むというのも誠に個性が出るものである。
私は、5~6冊の同時進行で読むのが、定番なのであるが、
娘のように、集中するスイッチが入ると、もの凄い
スピードでのめり込むように、読むものもいる。
そんな見極めを出来る能力は、私には無かったのだが、
身近にそんな存在があったことは、有難いことだ。
方向性を指す風見鶏のはずの私の行動・言動が、
全然違う方向に導いていることもあるのだと、気がついた
そんな出来事であった。
本当に、いい勉強をさせてもらっている。
子供というより、私にとってである。