昨夜、停電になりましてね、まあ、すぐに

復旧したんですが、モデムなどは、一旦、

再度電源を落としてから一定時間経たないと、

インターネットに繋げないものでして、

夜のお散歩をしましたよ。娘とね。


そうしましたら、やはり夜は、ちょっとばかり寒く、

上に一枚羽織るのですが、娘がジャケットと

間違えて「どてら」を羽織ろうとしたもので、

「お前って、下町ックじゃない。(C-C-B風に)

♪誰か下町ック止めて♪」何てからかっておりました。


サイボーグのような、か○う姉妹は、日々パーツを

いじくり倒して進化しますが、そんなマイケルチックな

人々は稀な事で御座いまして、

殆どが、皮膚や細胞諸々、劣化の道を進むのです。


そんな中、最近中年のような味を出してきた

我が娘なのですが、「ロマンティックが止まらない」を

唄えと私に言いましたが、元シャンソン歌手の私(ウソ)

としましては、銀パリやソワレ・ド・パリのような場所

以外で、声を披露する訳にもいかず、

代わりに、杉良太郎の首ぐらん・ぐらんバージョンを

唄ってあげました。


前説が長かったですが、ここからが、本題で御座います。


ご飯は、ワシワシ食べるんですかね?

それともガツガツ食べるんですかね?私って、本当に

日本語の知識が低すぎて、嫌になってしまいます。

そんな中、「ん」という一見、単体では何の意味も

持たないような音なんですが、これに、単語やら

オノマトペに組み込むと、本当に面白くなります。

そんな言葉遊びを散歩中に娘とやっておりました。


先ほどの杉様のクビがぐらんぐらんバージョンにしても

グラグラだと小刻みのようだし、グーラグーラだと、

大きな揺れのようだし、ぐらんぐらんだと、その中間の

ような感じなんですが、明らかにグラグラよりは、

私としては、楽しいような感じで御座います。


鳩にしても、ポッポッーよりは、ホロッホーな感じが、

合っているように思えるんですね。


しかも、「ドラえもん」に「ん」を足すと、「ドランエモン」

ちょっと、強くなった毅然とした感じに聞こえますが、

「ガンダム」に「ん」を足すと「ガンダムン~」何だか

フランス語のような、セシールのコマーシャルの最後の

男のナレーションのような感じを受けてしまいます。

「ビヨーン・セボーンjkdbskzjbsじおsじゅだ・・・メムー」

って、私には聞こえますが、コレをgoogleで、検索すると、

「♪セシ~ル・ビヨン・セサボン~」ですとか、

ぇのん・させこんしふぉん・せ・そなむー、

ぇのん・させこんしふぉん・せ・そな ...」


でもですね、本当は、

Il offre sa confiance et son amour

(イロッフルサコンフィアンスエソナムール)

信頼と愛をお贈りしますってーことなんですって!!


何だか「ん」って面白いですねぇ。そして、音としての

言語も面白いと思いませんか?

同じ言葉で、聞く人によって、全然違いますしねー。


そして、娘の好きな曲、「Se Dice De Mi」

アルゼンチンタンゴの曲で、娘が勝手に

聞こえたままの歌詞をつけて勝手に唄っているんですが、

これが、結構当たってたりするんですね。


子供の耳からの情報の処理、

言語の処理って言いますか、凄いと思います。


小林克也氏も耳から英語を覚えた人ですよね。


そんな、言葉や音を考えてしまった昨夜の出来事。