今日の自分の書いた記事を読み返しておりまして、

ふと、思い出した事が御座います。

とある、野球選手との会話だったんですが、

(友人の友人がアルカイダのようなもんです。)

彼とはその後、年に1~2度ほど会ったり、電話で話す程度

だったんですが、知り合った頃は、それこそ野球なんて

全然興味なかったですし、みんな何でそんなに彼を

持ち上げているのか意味不明だったんですよ。


そんなのにどっぷりつかるのが、そんなに好きではない

彼は、タニマチ連中をブッちぎって、飲みに連れて行って

くれたものです。

そんな中、会話の共通点は、共通の知人くらいのもの

だったんで、話しとしてはネタがないじゃないですか、

それで、私が一応社交辞令じゃないですが、

「プロになるなんて、すごい才能ですねー。」なんて、

つまらんことを言ったわけですよ。

そしたら彼は、

「才能とかそんなもんは、違うんよ。

センスがあるか無いかの問題やから。」

私は、その言葉にグッときて、深く同意しましたよ。

彼は、カルーく、「そらそーよ。」って言ってましたけど。


彼は、威張ったりしないし、人を大事にする人で、

その後は、大学時代にやった競馬の話しやら、

大学の野球部でも序列の厳しさと、イジメについても

色々言ってましたわ・・・・。

(私もそんな人間的に魅力的な彼が今でも大好きです。)


その時代は、私も仕事では、下っ端の下っ端でしたから

彼のセンスって言葉が凄く心に響いたんですよね。

そして、今でも実感するんです。


医師や看護師、弁護士、教師・・・・などの資格商売も

同じように、センスなんですよ。


運転免許を持っているのと、運転がうまいのとは、

別物と同じ理論なんですよ。


とっさの判断力と、危機管理能力、さらに起こり得る

可能性の想像力、対象の客観的観察力と洞察力、

問題の解決能力、説得力・・・・これらを頭に置いて

考えて行動する力をセンスっていうのではないかと、

思います。


私が関わった学校関連の人々や弁護士に至るまで、

センスのない奴らばかりでした。

私は、母親として、学校の関係者とのやり取りに関して、

かなり失敗だったと思います。

センスのない人達に、こちら側の手の内をみせて

しまったような気持ちです。

分からないのであれば、分かって頂こうと、

努力をする必要もなかったのだが、

これまた変な話で、ここまで動きましたよって、

ポーズを見せておかないと、親や子が被害を被る

ような、そんなシステムだから動いたのですが、

本当に、意味のないことです。


ただ、今後はそんな動きをする必要がないので、

結果的には、良かったのかなぁとも思うのですが・・・。


私ね、さっき述べたセンスって、資格商売に限らず、

どんな職種にも共通する事だと思うんですよ。


ただね、パソコン関連や商品関連のサポセンの人達、

この人たちの対応って、まさしく、その会社の理念や

消費者をどういう立場でとらえているのかが、

すごく分かりやすいんですよね。

窓口業務などは、やはり会社の顔なので、

会社としての末端の人間が、マトモなセンスがないのは、

その企業がどんなものなのかが分かります。


まぁ、最近じゃそんな事より、違う事重視してるんだろうけど。


そんな夜のぼやき・・。