先日のニュースで政府案としては、

病院での看取りを6割、自宅での看取りを

4割と計画していたらしいが、

現状自宅死が1割にも満たない数字であり、

結局のところ、庶民と政府の考え方や

現実との温度差を露呈した形だと思う。


私なりに考えてみるのだが、

高齢者ともなれば、何らかの疾患を抱えている方が

多いと思う。さらに、ひなたぼっこをしてたらポックリ

だとか、朝起きてこないので見に行ったらポックリだとか

そんな人が4割もいる訳が無い。


さらに、このポックリというのは曲者でして、

主治医を持たない、かかりつけ医のいない人の場合、

亡くなった時に、(発見した時)一般の方であれば、

119番に連絡をするでしょう、これも対応がまちまちで、

救急隊が、近隣病院の医師に死亡確認してもらうわけですよ。

医師の判断ですが、上記の場合搬送後24時間以内の死亡は、

不自然死の疑いもあるわけですから、本来警察が来るんですよ。

(実際、私の経験ですが、介護疲れで夫を窒息死させてしまった

おばあさんもおりました。)


さらに、かかりつけがあった場合、その病院に搬送、若しくは

医師が往診して、死亡診断書若しくは、死体検案書を書くのですが、

(これが無いと火葬許可やら市役所が対応出来ない。)

その後、自宅の場合自分で葬儀社を頼む事になるのです。


みんな一軒家の大きな間口の家に住んでるとは限りません。

団地などに住んでる人は、エレベーターにしろストレッチャーや

棺おけなどが入るスペースも無いでしょうし、そうなると、

高層階の場合でも階段による搬送もあるのですよ。


その他にも現実的な問題が山積みであるにも関わらず、

医療制度自体に金がかかるからと、安易に数値だけ掲げ、

医療そのものを崩壊させて何がしたいのか?


社会的弱者、貧困、老人、子供・・・・とにかく削れるものは、

削ったれかのような現状。


しかも、暫定的であるはずの揮発油税にしても、

自民のアフォは、

ガソリンの値段を下げればそれだけで日本の環境問題は

そんな程度の取り組みなんだということになる。

そのマイナス効果は計り知れないものがある

道路族のお前が言うな。


その揮発油税で地方に道路が出来て、さらに

車が走ることになるのである。


もう少しマシな事を言え。

国会議員の数を減らすとか、不祥事1回につき、

給料20パーセントカットとか、

いっそのこと一律給与30万円くらいにして、

交通費や飛行機代だってタダなのだし、

議員宿舎もタダにして、その代わり、

支出を抑えて実績を上げたら成功報酬のような

そんな制度にします。とか何で言えないのかね。


国民の皆様のために、命がけで戦うと

選挙の時に言うのなら、それくらいの命を

削ってくれよ。