来月ともなれば、街のあちこちでクリスマスソングが流れるのだが、
私自身は、クリスマスに限って「いいこと」がなかったので、実際そのトラウマから
クリスマスと、正月は仕事と決め、毎年年末は、いつも以上にお仕事をしておりました。
子供が生まれてからは、やっと、クリスマスと正月を楽しめるようになり、
そのトラウマからは、脱却出来たのですが、やはり、クリスマスソングだけは、
いまだに好きにはなれず、明るいリズムだというのに、レクイエムにさえ聞こえてしまいます。
ですので、我が家ではクリスマスは、クリスマスソングではなく、
クリスマスシーズンは、ミス花子の河内のおっさんの歌を定番としております。
いやいや全然狙っているわけでもなく、マジで・・・・・・・。
その合間に、マンハッタンズや何故かオールディーズなども聴いております。
ですので、我が娘は、クリスマスソングは、よそで流れているものと思っておりまして、
現実と幻想の区別が幼少の頃より備わってしまい、少々可哀想な感じもします。
勝手な母親だなーと自覚しております。
さて、そんな中、本日娘からこんな話しを聞かされました。
「私ね、前に上級生のお姉さんに、ドリアンってあだ名つけられてたんだぁ・・・私さぁドリアンって
臭い食べ物だって知らなくて、でもそのお姉さんが、話しかけてくれるのが嬉しかったんだけど、
ドリアンのあだ名の由来を聞いて、すごく悲しかったんだ・・・・・」とポツリ・・・
そんな事知らなかったよ、そんな事ならもっと早く言ってくれればよかったのに・・・・。
以前、学校へ行っていた時は、外人・・・とか何だとか色々言ってくる子がいたけど、
さすがに、仲良くしておきながら、実は、凄く人を傷つけたり、おもしろがったりしているのって、
本当に悪趣味だし、子供、大人関係なく、最低だな。
そんな中、今日のニュースでも東北地方の村落での村八分事件のその後・・・・・
事の発端は、新しく移住してきた村人数人が、村の行事(イワナのつかみどり大会)に参加しなかった
という理由から、ゴミ収集所の利用を禁止したり、・・・・・様々な嫌がらせを受け、
元区長や地元の有力者を提訴し、高裁で勝訴したという事件。
36世帯中11世帯が提訴したのだが、残りの25世帯は・・・・・・・。
この嫌がらせを村落の総会一致で決めたことも凄いのだが、行事ごとを強制参加させようとし、
また、総会一致でって・・・おかしいとか、止める奴はいないのかよ。
閉鎖的な環境と、セマイ人間関係と、そして何よりこの傲慢さ・・・・
久しぶりに、似たような人はいるものだと、娘の学校を思い出した。
ある意味、田舎は暮らしづらいと思った事件だ。
そして、娘にこの話しをしまして、大人になってもこんな人は、沢山いる・・・・・という事と、
娘を悪趣味でからかった人は、反面教師にしなさいと・・・こう教えるしかないものね。
いつになったら個人を認め、尊重し、敬う事ができるコミュニティーができるのか、
今世紀中には、無理なのかもしれない。