「はじめに」でも書いているが、学校側から今まで私の子供に向けられた、信じられない出来事について書かせてもらう。


まず、今年の2月に彼女は休み時間校庭で友達と鬼ごっこをして遊んでいたところ、段差部分につまずき骨折した。まぁどこであれ子供に怪我はつきものだと思うし、その事で学校を責める気はない。問題は、その後の対応である。

保健室に自力(ケンケンで)で行き、湿布を貼ってもらったが、傷みがとれるわけでもない、教室も2階なので上ることも出来ない。養護教員は、子供の足を2~3度ポンポンと叩き「折れてないよ。」と言い、「立って歩いて」、「体重もう少し減らさないとね。」と言った。(決して痩せていないけど、確かに身長も大きいけど、ちょっとぽっちゃりだけど・・・)そして私に連絡が入り迎えに来て欲しいとのこと、事情を聞いた私は、(看護師である)松葉杖を持参し学校へ向った。学校からは、提携してる病院は、小児科だけなので、整形外科はないとのこと。

翌日、病院へ連れて行くとやっぱり折れていた。全治2ヶ月だった。この日から子供は、車椅子生活になったのだ。

学校に事情を説明し、今後の事を相談すると・・・・・学校側は、

校内にエレベーターがない。私、保健室登校ではどうか?との問いには、いつも職員がいるわけではない。そして学校側の結論は、トイレも車椅子用は無い、必要な時に職員が必ず付き添うことも出来ない、安全が確保できない、といった理由で、出席扱いにするから自宅で勉強して下さい。目ガーン目  とのことだった。 区内で設備の整った学校への一時転校とかは出来ないのか?にも無理だとの事。

結局、我が子は自宅での学習となった。

そして、春休みを挟み迎えた4年生、持ち上がりだったため、メンバーは一緒だった。そして元気に歩いて登校出来るまでになり一安心。

しかし、またまた色んな事が起こる。

「はじめに」でも書いたが、彼女の名前は所謂日本名ではない。そして、自分は黒人であり、キング牧師やツツ大司教やマルコムXを尊敬している。(本人談) 当然父親に向けられた日本での差別や軽蔑的な態度も彼女自身子供のなりの目線で見てきた。そして学校の作文でも自身の名前の由来やその民族的アイデンティティを貫き通しているのだ。つづく、次に学校で起こった事を読んで欲しい。