ひとり親世帯の貧困率5割超 | 子どもHAPPY化計画のブログ

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子どもHAPPY化計画 ブログニュース班の佐藤です。


厚生労働省は13日、ひとり親世帯の貧困率が2006年に54.3%だったと発表しました。経済協力開発機構(OECD)が算出した00年代半ば時点ではOECD加盟30国の中で最下位。貧困率が低いのは、デンマーク6.8%、スウェーデン7.9%、OECD平均では30.8%、29位のアメリカでも47.5%です。日本のひとり親世帯はその半数が貧困状態にあるということであり、各国と比較しても貧困率の高さが突出しています


YOMIURI ONLINE

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091113-OYT1T01003.htm


同省は10月、06年の全世帯の貧困率を15.7%と初公表しています。ちなみに、子どもがいる現役世帯の貧困率は12.2%ですから、ひとり親世帯の貧困率の高さが、全体の貧困率を押し上げている可能性が大きいといえます。


なお、この場合の貧困率は、全世帯の可処分所得を1人当たりに換算して、高い順に並べ、中央値の半分に満たない人の割合のことです。逆に、中央値の半分を超えている場合は、貧困率の数値には含まれないことになりますが、ひとり親の多くは、低所得だと言われています。


しかし、日本の母子家庭、父子家庭の母親、父親のほとんどは、働いています。働かずに、貧困、低所得者層に置かれているわけではありません。つまり、ワーキングプアなのです。


日本のGDP(国内総生産)は、アメリカに次いで世界第2位のはず。しかし、これが現実です。子どもの貧困は、根深い社会問題を露呈しているに過ぎません。社会のひずみが、子どもに皺寄せされるような社会であっては絶対にいけないと私は思いますが、皆さんは、どう考えますか?



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