1年間の終わりに遠足にいきました。 2024年4月29日
3月27日 上野動物園
この日は、晴天に恵まれ上野動物園に行きました、
8時にお教室に集合して、最後の注意やトイレをすまして出発しました。
ラッシュと40分間も乗るのでなるべく全員を座らせたいと思い、8時40分の鶴見駅始発に乗りました。
9時20分ごろ上野駅に着き、ここでも、またトイレ休憩をはさみ、パンダをみるために公園入口に向かいました。
双子のパンダは行列でしたが、親パンダは並ぶことなく見学できました。
親パンダが、笹をのんびり食べている所を見学することができました。大きな体でも、愛くるしい姿を見ることができました。
その後は、各グループに分かれて、動物を見て回りました。
鳥を見に行ったグループや、わにを見に行ったグループ 、象や、シロクマ、虎、ぺんぎんなど、沢山の動物を見ることができました。恩賜公園なので、隅々まで清掃が行き届き、においも軽減され、設備が行き届いているのを感じました。
公園の中をゆっくり散策し、11時に公園出口に集合して、電車に乗り、12時過ぎにお教室に戻ってきました。
帰りの電車では、疲れもあり、寝ているお子様も多く、一応に静かに座っていました。
お教室に着くと、ほっとした様子でした。お母さんが作ってくれたお弁当やおやつをみんなで和気あいあいとした中で食べて、今日の感想をしおりに書きとどめて解散となりました。
疲れていたようですが、「楽しかった」と言ってみんな帰っていきました。
29日(金曜日)は、朝から、雨、風がひどかったので、雨天時予定の「国立科学博物館」にいく事にしました。お昼ごろには「止む」という天気予報を信じ、行くときだけなんとか我慢し、建物の中に入ってしまえば大丈夫と思い、雨天決行としました。
誰一人欠席もなく、みんなでいってきました。
お教室から、JR鶴見駅までの距離が、そんなに遠くはないのですが、横殴りの雨と風でいつもより遠く感じました。どうにか、予定の始発の電車に乗りました。子どもたち全員は座ることが出来ました。
上野に着くと、まだ、雨も風も強かったです、科学博物館までは、子どもの足で7分ぐらいかかりました。
その後は、先生と小グループで好きなようにフロアーを回りました。
館内には、大きな恐竜の骨の模型が、いくつも展示されていて、ジュラシックパークに連れ込まれた錯覚になりました。
各フロアーには、日本の歴史や、エネルギーの発達など、豆知識に役立つ物がたくさんあり、子どもたちも想像以上に楽しむことができていました。
1時間半の見学の後、外に出てみると、朝の嵐は去り、傘もさすことなく上野駅まで戻ってきました。
帰りの電車は、結構混雑していて、座れないお子様が多かったです。大きいお兄さんが小さい子に席を譲るなど、やさしい場面も見られました。
それでも、鶴見に着くころには、全員が座れて、疲れた体を休めている子が多かったです。
鶴見駅に着くころには、すっかり天気が回復し、青空も見えていました
お教室で、お弁当とおやつを食べて、今日の感想をしおりに書き込み、みんなと少し遊び、解散となりました。
心地よい疲労感と、社会資源を使っての外出、大いに達成感を味わえたことと思います。
始めて参加したお子様もいましたが、改札をSuicaでタッチして通り抜けるのが嬉しそうでした。お姉さんになった気持ちになったことと思います。
いろんな体験をして、1歩ずつ、自立に向かっていきます。初めての事や、経験した事がない事は、本人も怖いし、親御さんも心配と思いますが、その1歩を踏み出すことが大切です。4月から1年生になったお子様たちも次に企画する遠足に参加して、また、一つ成長していきましょう。
4月のお教室の様子
第1週 (自己紹介)
進級して、どのクラスも新しいお友だちを迎えました。
始めての顔合わせでは、恒例の自己紹介を行いました。
幼児さんも年長さんは、大きな声で、自分のお名前と年齢と好きな遊びを言いました。
その後、先生たちから、好きな色や好きな食べ物などの質問があり、みんな、はきはきと答えることが出来ていました。
放課後デイでは、一人、一人前に出て、自分の名前、学校の名前、学年、好きな色、今年頑張る事などをいいました。
頑張る事では、「1年生が入ってくるので、いい先輩になりたい」という、たくましい言葉も出てきました。「勉強を頑張る」と言っていたお子様もいました。思わず先生たちから「頼むよ。しっかり聞いたからね」という掛け声がはいりました。
1年生でも、はっきりした声で言えるお子様が多かったのと、2年生も、昨年に比べると、落ち着いた話し方や、個性あふれる自己紹介をしていたのが、印象的でした。
5,6年生は、6年生の最上学年としての自覚が分かるスピーチや、新5年生も、新しいクラスに不安と期待の混じった様子の自己紹介でしたが、今年の5年生も「しっかりしているな」というのが印象的でした。
新しいクラスの船出です。1年間で、どんなクラスになるか楽しみです。
子供たちの力を信じて、引き出し、大きなうねりを作っていきたいと思います。
第3週、「交通安全」
4月は、新1年生の登下校に合わせて、交通安全のルールの確認と実践です。
手を上げて、「右、左、右」で横断歩道を渡る練習をしました。
幼児さんは、右、左、が分からないお子様もいますので、そこからスタートです。
基本的な事、赤はとまれ、青は渡る を丁寧に指導しました。
今回は幼児さんも、実践で、近くの公園まで、いくつかの道で手を上げて渡る練習をしながら行ってきました。
右、左、右では、顔を動かしていますが、車がくるかどうか、しっかり見ていないお子様がほとんどでした。この1年をかけて、きちんと見られるようにしていきます。
小学生は、kodomo教室で、集団療育において、外出支援を行う度に、横断の方法を繰り返し練習してきていますので、子どもたちは、何も言わないでも、「右、左、右」と「手を上げて横断」はしっかり出来ていました。しかし、個別療育から、集団に入ってきたお子様はその経験がないので、「右、左、右」や、「手を上げて」が出来ていなかったです。
学んでいる子といない子の差を感じるとともに、継続は力なりを改めて痛感いたしました。
第4週 (巨大鯉のぼり作り)
今年は、個人の制作ではなく、みんなで、大きな鯉を作ることにしました。
幼児さん、放デイさん、共に、ビニールで作られた大きな鯉の胴体に、紙のうろこのパーツを貼っていく方法で作っていきます。各自でうろこのパーツにカラフルに色を塗ってもらいました。何しろ鯉が巨大なので、うろこをひとり何枚も書かないと鯉全体にうろこが行き渡りません。時間いっぱい手を動かして、沢山のうろこを作ってもらいました。大事なことは、色を塗るときに筆圧を目一杯かけて、濃く塗るという作業です。筆圧が弱かったり、低筋力のお子様には、難しい作業になりますが、みんな、一生懸命、クレヨンを握り、筆圧をかけて塗っていました。同時に沢山の色を使って欲しいこともお願いしました。いろんな色が組み合わさった時の美しさと色の概念の広がりを体感してもらうためです。
幼児さんは、緋鯉で、放デイは真鯉を作りました。出来上がったうろこをビニールの胴体に貼っていくと、想像以上の力強い鯉になり、沢山の色から放たれる輝きの美しさは、私たちの想像以上なりました。
5,6年生には、鯉の目と尾ひれを書いてもらいました。幼児さんや、小学生が塗ったうろこの一部が、胴体にはってある鯉を見せて、イメージを作ってから色塗りをしてもらいました。子ども達の良い所は、作品から低学年のお子様達の気合いを感じとり、高学年もその気持ちに応えようとする所です。みんな一生懸命塗っていました。生き生きとした目と尾ひれが、合同作品にさらに勢いを与え、作品を1段階引き上げ、今にも泳ぎだしそうな鯉になりました。
土曜日の小学生の時間に最後のうろこをつけた後、鯉の胴体に風船を詰めて、立体に作りあげ、お教室の天井につるしました。風船を詰めていくと、どんどんふくらんで行く鯉のお腹をみて、みんな歓声を上げていました。うろこをかなり貼ったので、重くなるかと思いましたが、意外に軽くて、ゆったりと天井に泳がすことができました。
今、お教室に入ると、大きな真鯉と緋鯉が、目に飛び込んできます。たくましく、伸び伸びと泳ぐ鯉を見て、どんな風に感じとってくれるかが楽しみです。
子ども達もこの大きな鯉と同じように、自分の力で、大空を力一杯泳ぎ、成長して欲しいと思います。そんな願いを込めてみんなで鯉を造りあげました。
Kodomo鶴見東口教室
児童発達管理責任者