クリスマスオーナメント作り
幼児 (12月5日~10日)
放課後デイ ①11月28日~12月3日 デザインを画いて、下地ペンキ塗
⓶12月5日~12月10日 デザイン画を見て制作と仕上げ
毎年、オーナメントは悩む所です。記念になる作品をつくりたいと思って、早い時期から試行錯誤しています。
今年はすでに型になっているオーナメント材料を選びました。こちらが、準備を取り揃えてしまうと、それぞれの個性が出にくくなってしまいますので、一人一人が違う作品になるように考えて見ました。
幼児さんも放デイさんも、6種類の木型(ツリー、トナカイ、ベル、ボール、雪の結晶、雪だるま)から好きな型を選び、西暦と名前を書いて記念になるようにするのが共通課題です。
放デイでは、それぞれが選んだ型に、自分でデザインを考えるのが今回の大きな目的です。
すでに、考えられたデザインを写したり、ヒントが出ているものから作る事はできますが、何も無い所から、考えだすのが、苦手な所があります。そこに敢えて挑戦です。
デザインに1週分のカリキュラムの時間を使って考えてもらいました。みんな悩んでいましたが、常識に縛られる大人とは違って、自由な発想でデザインが生み出されました。
3色以上の色を使う約束では、ありきたりなクリスマスカラーを使わない独自の色彩感覚も発見できました。子どもの発想に、大人はかなわないですし、自由な発想こそが、子供たちの力の源なのではないでしょうか。常識に縛り付けてはいけない事をあらためて感じさせられました。
デザイン画ができたら、
「下地のペンキを塗るよ」と言いましたら
「何それ、やったことない」
「やるやる。面白そう」
刷毛を持たせて、白、赤、緑、茶色、黄色、水色など、それぞれのデザインにあった色を選び、刷毛を上下や左右に動かして楽しそうに塗っていました。始めてながらみんな上手に塗ることができ、また一つ、新しい経験値が積まれました。
翌週 、下塗りが乾いた状態になっている木型に、自分で描いたデッサンに従って、ポスカや、油性マジックを使って描いていきました。多少のデザインの変更も自分達で付け加えながら、いろんな色を使って、作っていきました。一つとして同じものが無く、オリジナルのオーナメントが出来上がり、愛着のある作品となりました。
幼児さんは、型を選んで、いろいろなビーズを好きなように貼っていきました。赤、白、金色、ピンクなど、とても小さいビーズなので、手先の巧緻性の練習にもってこいの教材となり、きらきら輝く、かわいいオーナメントが出来上がりました。
字が書けるお子様は、自分で名前も書きました。それが、また斬新で、デザインの一部のように感じられるから不思議です。
「今日、もって帰りたい」と泣いてしまうお子様もいました。それほど、満足のいく作品になったという事ですね。
クリスマスパーティーでは、お教室を彩り、サンタクロースとともに、楽しい時間を過ごすのが待ち遠しいです。
Kodomo鶴見東口 児童発達管理責任者




