バレンタイン制作(2月4日~10日)

 コロナ禍で飲食停止中ですので、個包装になっているキャンディを使ってレイ(児童発達)とブーケ(放課後デイ)を作りました。

 

キャンディレイ(児童発達) 

材料(一人分):キャンディ4個・クリアシート・モール(5本)

          リボン(長い1本、短い2本)・セロテープ

 

 今回の課題では、自分で選ぶという事に重点を置いています。

 キャンディも3種類の中から4個選び、リボンも(赤、緑、紺、黄色、ピンク)の中から好きな色を選び、モールも沢山の色あいの中から6本選びました。すぐに決められるお子様もいれば、いろいろ悩んでなかなか決められないお子様もいますが、私たちはじっくり待ち、決まるのを待ちます。

 選んだあとは、クリアシートの手前に一直線に等間隔にキャンディを置いて、シートを巻くときに動かないようにキャンディをセロテープで止めておきます。たったこれだけですが、作業が簡単にできますし、セロテープの練習にもなります。

 シートをくるくる巻き上げ、等間隔の間にモールを結んでいきます。色の付いたモールで華やかになり、子どもでもきつく巻くことができます。

 シートの端と端をリボンでつなぎ、首にかけられるようにして、最後にリボンで飾り付け(2カ所)をして出来上がりです。

 簡単にできて、とてもかわいいキャンディレイができました。

すぐに食べたいお子様もいましたが、「がまん、がまん」といって持って帰ってもらいました。 

 

キャンディブーケ(放課後デイ)

材料:キャンディ5個(いつものおやつに入っていないスペシャルなキャンディ)

    ストロー5本、不織布1枚(15㎝角で中心に穴を切り抜いておく)

    クリアシート リボン1本 輪ゴム2本 セロテープ、はさみ

 

 (作業しやすいように手順や準備を入念に考えて行いました)

 はさみでストローの端に3~4カ所切り込みを入れます。5本切ったら、切った所をお花のように開きます。その開いたストローにキャンデイをセロテープでつけていきます。5本とも同じように作ります。これがお花になり、選んだキャンデイの色合いで個性がでてきます。次に5本のストローを束ねて高低を決めて束にします。束にしたストローの端を輪ゴムで固定して、必要のないストローの端を切りそろえます。

 次に5本に束ねたストローを不織布の穴に通しキャンディを包み、2本目の輪ゴムで不織布とストローを固定しておきます。(不織布が動かない工夫)そして、クリアシートで不織布を包むようにくるみ、ストローの端もクリアシートの中に包みこみ、リボンを結んで出来上がりです。

 クリアシートの中に不織布を1枚挟むことで、キャンディがとても華やかになりました。

完成したブーケを見て、「誰にあげようかな?」と考えているのが、とても可愛かったです。「キャンディを家族みんなで食べる」と言っていたお子様もいましたが、兄弟4人でお父さんお母さんを入れると6人家族なので、<一つ足りないな>と思いましたが、<どうしたかな・・・・・・>

 出来上がった作品から、家族へと気持ちが向かう事ができる素敵な子供たちですね。

日頃の家族との深いつながりを感じました。

 

 今回の作業は先生方の事前準備がよく考えられていたので、私たちが思っていた以上にスムーズで、子ども達が主体性を持って取り組み短い時間で、でき上がりました。その結果、自由時間がたっぷりとれたことは、子ども達にとって2重の喜びとなりました。

 この課題に取り組んだことによりリボン結びができるお子様が少なかったので、これは今後の取り組み課題としていく事とします。

 

鶴見東口教室 児童発達管理責任者