毎回、「どんなカリキュラムにするか。」職員の頭を悩ますところです。特に年中行事を絡めた四季折々の製作は、マンネリ化しやすく大変です。その中の一つに今回の「年賀状」があります。
今年は、寅年です。幼児クラスでは、可愛い寅のキャラクターを用意しました。好きな寅のキャラクターを選択し、好きな色に塗りはがきに貼ります。「おめでとう」等の言葉もあらかじめ切り抜いて用意しました。
小学生は、型どりです。歩く姿がちょっといかつい寅の絵を何種類か用意しました。小学生はこれを年賀状に型どって、色を付けたり、縞模様を自分で描いたりしました。絵の位置と言葉書きの構成は子どのたちのオリジナルです。
年賀状を書く前に、
「年賀状はね、一年の初めのご挨拶。『ありがとう』と『今年もよろしく』の気持ちを込めた最初のお手紙。さて、誰にわたそうかな?」とお話をすると、子どもたちの目が、「キラーーーーーーーン!」と光ります。やる気がみなぎる様子が伺えました。型は使わず、見本を見て、上手に寅を描く子もいます。
中には、型どり後、黒い縞模様だけ描いて、なかなか色付けしない子がいました。「黄色に塗らないの?」と聞くと、「ホワイトタイガーだよ!」と。(恐れ入りました)となります。
年賀状は、毎年カリキュラムとして取り組みます。その都度、子どもたちの成長を発見します。
こうして心を込めて仕上げた年賀状は、お父さんお母さんの手元に届きます。楽しみに待っていてください。
発達支援室Kodomo鶴見東口教室 指導員



