発達支援室kodomo戸塚教室です。
今日は幼児クラスの集団療育11月カリキュラムの様子をご紹介したいと思います。
11月は2週に渡ってお店屋さんごっこを取り入れました。
1週目は、お買い物の準備として自分の使うお財布とお金作りをしました。
お財布は紙袋の中から自分の好きな柄を選んでのりを使って製作しました。
「お花がいい!」「青い色が好き!」など柄を選ぶのも大盛り上がりで、思い思いに選んでいましたが、中には「金色がいい!」「僕も金色!」とほしいものが被ってしまう場面もあり、どちらも譲らず、じゃんけんで決めることに。
負けてしまった子の様子を見ていると、「…じゃあ、僕は黒にする。カッコいいもん」と少し考えた後に自分で別のものを選び気持ちを切り替えることができました。
感情コントロールが苦手なお子様だったこともあり「偉かったね」と声をかけると、誇らしげな表情をしていてとても成長を感じるうれしい場面でした。
お金作りも、本物のように数字を書く子、好きな電車やキャラクターを描く子、色を塗る子など楽しんでお絵描きし、個性あふれるお金が沢山できました。
2週目はいよいよ自分で作ったお財布とお金を使ってお店屋さんごっこ本番です。
今回のお店は「こどもレストラン」。お店のメニュー表も年長さんの手作りです。
はじめに子どもたちに店員さんとお客さん役を選んでもらい、店員さんはエプロンをつけてお店にスタンバイ、お客さんがお部屋に入ってくると「いらっしゃいませ~」など声をかけて盛り上げます。
中には「安いですよ~‼今なら10円です!」なんてセリフが飛び出したり、注文をもらうと「今にぎります!」とお寿司を握るところから始める店員さんがいたりと役になりきって楽しむ姿が見られました。
お客さん役の子も好きな食べ物やジュースを買って食べるふりを上手に楽しみ、「先生の買ってあげる!」とジュースをごちそうしてくれたり、買ったものをテーブルに並べ「パーティしよう!」とみんなを誘ってくれたりと職員や友だちとの関わりを楽しんでいました。途中で役割を交代し店員さんお客さんをそれぞれ体験して楽しみました。
今回のカリキュラムは、1週目には製作を通して手先や道具の使い方を、2週目では友だちと関わる力、イメージする力を養うというねらいがありました。また2週続けて準備から行うことによりカリキュラムへの興味や意欲を高め、人との関わりが苦手なお子様も参加してみたいという気持ちが湧きやすいようにしています。
お買い物ごっこの中でも、はじめはじっと様子を見ていたお子様に声をかけると職員と一緒に買い物に参加する姿が見られました。
集団療育クラスでは、お子様が無理なく参加できるよう楽しい課題を取り入れ、遊びを楽しむ中でお子様自身が意欲的に集団活動に参加し、様々な体験を積みながら集団生活能力を高めていけるように支援しています。
戸塚教室では未就学のお子様が通う児童発達支援と小~高校生までが通う放課後デイサービスを提供しています。
お問い合わせや見学をお待ちしております。
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