子育て・育児ブログ~パパも奮闘中! -8ページ目

弟、妹の誕生

弟や妹が生まれて、お兄ちゃんやお姉ちゃんになる、という経験は、子供にとって大きな出来事です。お母さんにおなかをさわらせてもらったり、耳を当てたりして、赤ちゃんが生まれてくるのを楽しみにしている気持ちは本物です。しかしそれは、子供にとって、大きな試練の始まりでもあるのです。

下の子が誕生することは、自分だけの大事なお母さんとの関係を邪魔する存在が現れるということで、不安な気持ちになることも事実なのです。

しかし、その不安な気持ちを直接お母さんに向けて、はっきりと表現できる子の方が、素直に下の子の誕生を喜べるというものです。

だから下の子の誕生に対して、ぐずったりわがままになることは、心の中にたまった不安を吐き出すという、子供にとってのストレス発散法なのです。

しっかりぐずれるような子は、弟や妹というライバルが現れても、少し時間はかかるかもしれませんが、きちんとその不安を乗り越えることができるものです。

逆に、下の子が誕生した時、まったくお母さんに甘えず、あっさりしていた子は、その後、行動面で心配なことが現れる場合があります。このような子は、誕生した時、うまくストレスを吐き出すことができず、ずっと尾を引いているのでしょう。

子供は、自分は愛されていないんだ、と感じているかもしれません。少し行動がおかしいなと思ったときは、気がついたときに思いっきり慰めてあげてください。お母さんの愛情を肌で感じたとき、下の子の存在を認め、お兄ちゃんおねえちゃんらしくかわいがることができるでしょう。

子供のこころの成長

子供のこころの成長は、親からの愛情が基本となります。親からたっぷりの愛情を与えられれば、子供のこころは安定し、さまざまなことを繰り返しながら成長していくのです。

子供のこころは、甘えと反抗を何度も繰り返しながら成長していくようです。甘えるということは依存することで、反抗するということは自立することなのです。

生まれたばかりの赤ちゃんのこころは、お母さんに依存しています。そして、その甘えに対してお母さんが応えてあげると、赤ちゃんはとても安心することができるのです。

安心感を与えられ、どんどん成長していくと、今度は反抗の態度を見せるようになります。これが自立しようとしている証拠なのです。どうしてこんなに反抗するんだろう、と悩んではいませんか?

これは、ごく自然のことで、確実に成長しているということなのです。このような態度が見られたら、決して怒らず、自立心が芽生えたことを喜んでください。

子供が自分の思い通りになったら、今度は不安な気持ちが出てきます。その不安が強くなると、再びお母さんの元へやってきて安心感をもらうのです。

このように、お母さんに安心感をもらって、自分の知らない世界に飛び出し、不安になるとまたお母さんに安心感を求めるのです。こうしたこころの成長を繰り返しながら、子供は大きくなっていくのです。

だから、子供が安心感を求めてくるときは、しっかり与えてください。そして、子供の知らない未知の世界に飛び出して行こうとしていたら、それをやさしく見守ってあげてください。

いろいろな経験や体験をしていきながら、子供はグングン成長していくのです。

共働きの悩み

共働きとなると、大事な子供は保育園などへ預けないといけませんね。こうなると、お母さんは子供と接する時間が少なくなり、大事な成長期に必要な愛情を注ぐことがなかなかできなくなってしまいます。そのことで、不安や心配が生じてくるでしょう。

そんな悩みを抱えるお母さん、共働きでも心配いりませんよ!周りの声を気にせずに、自分の思ったように、決めればいいのです。

仕事も家事も子育ても・・・なんてストレスが溜まってしまう、というお母さんは、仕事をせずに育児に専念すればよいのです。

ずっと家で子供と二人っきりでいるほうがストレスになる、というお母さんは、外で働いて気分転換したほうが良いでしょう。きっとそのほうが気持ちがすっきりし、もっと子供にも優しく接することができると思います。

それでは、共働きで子供との時間が減ってしまった場合は、どうしたらその時間を補えばいいのでしょう。まずは、食事の時間を大切にしましょう。お母さんができるだけご飯を作って、子供と一緒に食べるようにしましょう。

お母さんが作った料理からは、たっぷりの愛情を受け取ることができます。そして、食事をしているときは、保育園や学校での出来事などを、しっかり聴いてあげるのが大事です。

忙しいお母さんは、子供が話をしようとしても、なかなかゆっくりと聞いてあげられないことがあります。たとえ忙しくても、少しだけ手を止めるか、それをやりながらでも構わないので、できるだけしっかりと話を聴いてあげましょう。

そして、少しでもいいので子供と遊んであげたり、抱きしめたりスキンシップをたくさんとって、楽しい時間をつくってあげましょう。

子供のいじめ

子供たちの世界もなかなか厳しく、幼児であっても、いじめというものがあります。みんなで楽しく遊んでいるとき、その中に一人少しだけ違う子がいて、テンポがうまく合わなかったりすると、その子は仲間外れにされてしまうのです。

たとえば、遊びというものには、楽しい遊びも嫌な遊びもあって、子供たちは嫌な遊びであっても自分たちなりに乗り越えながら、さらにおもしろい遊びにしようとしています。

ところが、苦手なことや嫌なことがあったりすると、すぐに避けて諦めてしまい自分で乗り越えようとしないで、助けを求めてしまう子もいます。

そんな子が、やる気になって遊んでいるみんなの中で、その輪を崩してしまうと、みんなはどう思うでしょうか。あの子はどうしてそんなことをするんだろう、仲間から外してしまおう、ということになるでしょう。

そのような仲間から外れてしまう子は、散らかしたものを、自分で片づけたりすることが、なかなかできない子が多いようです。子供たちは、そういうことを敏感に感じるみたいです。

だから、仲間外れにされた子が、諦めずに自分から挑戦することができたとき、周りのみんなは、自然にその子を受け入れてあげるのです。つまり、仲間外れにされてしまうということは、他の子たちと一緒に遊べるまで成長していない子、と子供たちに判断されてしまったのです。

もし自分の子が仲間外れやいじめにあっているのではと思ったら、子供が自分のことを自分でやっているか、思ったことを行動にできているかを確かめてください。それがしっかりとできるようになったら、きっと仲間外れやいじめはなくなるでしょう。

小学生のダイエット

今までは、大人の病気と考えられていた慢性病が、最近では小学生にも多くみられるようになりました。子供の肥満人口が1980~2005年の25年間で、約2倍に増えたというデータもあります。

肉料理や脂っこい料理、インスタントラーメン、ファーストフード、糖分の多いお菓子や清涼飲料水などの過剰な摂取が原因となっています。また、朝食を食べなかったり、運動不足も子供の肥満につながるのです。

近頃世の中には、ダイエット器具やダイエット食品が氾濫しています。そんな中で、特に女の子の間違ったダイエットによって、成長を損なう危険性が問題になっています。肥満体質というものは、決して生まれつきのものではありまん。間違った食生活が原因なのです。

子供のダイエットには、成長に必要な栄養素を充分に満たすことが大切なのです。

小学校高学年の女の子がダイエットをする場合、特に気をつけて摂りたい主な1日の栄養素は、エネルギーが1500~1750cal、タンパク質は70g、ビタミンAは1800IU、ビタミンBは1.0mg、ビタミンB2は1.1mg、カルシウムは700mg、鉄は12mg必要です。

世界保健機関は、肥満症などを防ぐために、砂糖や脂質、塩の摂取制限を示しています。それによると、砂糖添加物は1日あたりの摂取量の10%未満です。脂質は15~30%で、食塩は1日5g未満となっているので守りましょう。

繰り返して言いますが、子供のダイエットとは、成長に必要な栄養素はきちんと摂ることです。そして朝食を抜いてはいけません。また、しっかり身体を動かす事を心がけましょう。

それは、なかなか簡単なことではないかもしれませんが、大人に比べ子供の方が結果が出やすいものです。また、子供の場合、短期間で効果が現れるので、ダイエットで少しずつ体重が減ることが楽しくなると思いますよ。