こども達は怒ってます
7月のおやこ寺子屋の偉人伝は「佐久間艇長の遺書」でした。
きっとご存じの方は少ないかと思います。
日露戦争でかろうじて勝利した日本は、
更なる国力強化のため潜水艇の研究に力を入れました。
そんな中で起きた沈没事故の犠牲になった、
佐久間艇長はじめ14人の乗組員のお話です。
潜水艇が沈没し、
迫りくる命の終わりの中で書いた、
世界を感動させた佐久間艇長の遺書を紹介。
「この研究の失敗を笑う人もいるかもしれません。
でも、やり過ぎるくらいにやらないと発展しないのです。
この事故のせいで潜水艇の研究が危険だからと中止にならないかが心配です…」
こんな話をした後にこども達は感想を話してくれます。
私が
「昔の道徳の教科書には、佐久間勉さんが載っていて、
こども達の憧れだったんだよ」と、
話した途端に・・・
「私たちの道徳の教科書は作り話ばっかり!!」
とこども達が一斉にブーイング。
こども達の知りたいことが今の道徳の教科書には書いていないようです。