生活保護を受けている人には価格の安い後発医薬品(通称:ジェネリック)を強制的に使わせるため、先発品を使い続ける場合は保護の停止を検討するよう、厚生労働省が各都道府県への通知で求めていたことが明らかになった。
しかし、批判を受けて厚労省は通知を撤回する方向で検討に入ったという。
厚生労働省は医療費の抑制のため、後発品の使用を促進していて、院外処方箋にも3月までは「後発医薬品への変更可」としていた記載を「後発医薬品への変更不可」として、通常であれば医師への確認をせずに後発医薬品への変更を可能にさせ、かつ調剤薬局の調剤報酬の中にも後発医薬品の調剤率が30%を越える場合には処方箋受付1回につき4点を加算してよいとするなど必死に後発医薬品を推進している。
こうした中で今月1日付の同省通知で、「生活保護受給者は医療費の自己負担がないため、後発品を選択するインセンティブが働きにくい」と指摘し、医薬品の使用状況を調べ、正当な理由なく価格の高い先発品を使い、後発品への変更指示に従わなかった場合は「保護の停止または廃止を検討する」としていた。
舛添厚労相は28日の参院決算委で「とにかく生活保護の方、後発品にしなさい、ととれる文章使いがあった。書き換えさせている」と表明したという。
また厚労省は通知を撤回し、受給者にも先発品の使用を認める通知を出し直す方向だとしている。
全くもってふざけた話だ!確かにジェネリックは先発医薬品と同じ主成分の薬品であり効能効果も同等の結果を得られるとしている。ただし!先発医薬品と同等なのであって全く同じわけではない!
したがって体内における浸透速度等様々な部分で個々の違いがあるのだ・・・。
それなのに生保受給者だからジェネリック以外使用禁止なんてふざけるにも程がある!
子供に直接は関係のない話かもしれませんが・・・あまりに怒りを覚えたので書きました・・・