東京23区のうち19区が2007年度中に、中学3年生までの子供の医療費を全額無料にする事を明らかにした。
入院・通院を問わず子供が病気やケガをした際の家計負担を軽くして、子育て世帯を支援する狙いだ。
3歳以上の子供が病院にかかると、原則、医療費の3割は自己負担だが、東京都は07年度から、区市町村が医療費の1割分を助成すれば、都が助成額の半分を負担するとしている。
さらに千代田、新宿、杉並、中野、葛飾など15区は都の制度に独自に上乗せし、中学生まで全額無料とするそうで、所得制限は設けないとしている。