八名さんは、まず野球選手時代のけがが原因で俳優に転身した後、活躍の機会を求めて悪役を志願したご自身の人生を紹介され、「主役を引き立ててこそ悪役」と役割の重要性を話す一方、「主役にけがをさせないことも悪役の責任」などと役者としての誇りを語ったという。
また、自身が出演したあるテレビ番組で、貧しい国の少女が食料として草の根を大切に持っていた様子を紹介した際、別番組ではタレントの大食い競争が放送されていたエピソードを話し、「面白さを優先し、子どもに大切なことを伝える風潮が現在の社会に欠けているのでは」と指摘された。
子どもが関わる事件が多発している問題にも触れ「大人が愛情を持って子どもをしかって守ることが、子どもたちの人権を守ることにつながる」と訴えた。
「しかる」と「怒る」の違いを理解できていない大人のなんと多い事か!私は八名さんの考え方に賛同する。