2022年8月29日(月)

 

昨日の産廃現地見学会(→ここに書いた☆)で見た、

現地の自然の美しさが頭から離れない。

 

水俣から講演に来てくださった藤本寿子さんは、

「希少生物の存在は

(産廃施設を止める)大きな力になる」

とおっしゃっていたな…。

 

そんなことをぼんやりと考えつつ、

たまたま手元にあった、

今年3月から山都町で配布されるようになった

新しいパンフレットが目に入ったので、

それをパラパラとめくってみたら…!

 

こんな山都町の生き物たちの、

すばらしいイラストが目に飛び込んできた!

 

 

山都町の新・観光パンフレット P.4-5です!

このパンフレット、全35頁の立派な冊子だから、

ぜひ手に入れていただきたい。

山都町の自然の素晴らしさを全面に出した

プロモーション冊子となっている。

 

特に、紫で囲んだ部分に、注目!!

 

拡大する。

(あっ、すみません、

紫の線がかえって見苦しくなってしまいました…)

 

 

パンフレットの文章の一部を引用してみる。

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ヤマネ(国指定天然記念物)、

ニホンカモシカ(国指定特別天然記念物)、

ベッコウサンショウウオ(熊本県指定天然記念物)

など、

全国的にも希少な動植物も生息している。

 

これらはすべて

豊かな自然環境下でしか生き続けられない。

 

山都町はそれだけ

豊かな生態系を有しているということだ。

 

特に、シジミチョウ科に属する

ゴイシツバメシジミ(国指定天然記念物)は、

全国でも山都町と熊本県水上村だけに生息する

大変珍しい蝶。

 

個体数が減少傾向にあり、

令和3年6月に熊本森林管理署と山都町の間で

「ゴイシツバメシジミの保護増殖に係る

連携と協力に関する協定」を締結。

 

希少な生き物にとって棲みよい自然環境を、

私たちは守り続けていかなければならない。

 

(中略)四季を通して美しく変化する山都町の情景。

"ワンダーランド"と呼ぶにふさわしい生態系と

この風景を、百年後も残したい。


ーー(以上、山都町の観光パンフレットより引用)


おおおおお!

やはり山都町は希少生物たちに守られる運命なのだ。


やはりこんな貴重な生き物たちの棲み処を、

人間の手で壊すわけにはいかない。

産廃施設などを作るような場所ではない。