過去の失敗、うつ病を発症した時など、嫌なことはすぐに忘れるのは一番ですが、簡単に忘れることはできません。
忘れるためには、対策が必要なんですね。
こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。
私が心の風邪を引きかけたとき、「あのときのことは、忘れてしまおう」とスパッと割り切ったつもりでした。
しかし、何かというと、「その時」の苦々しい情景が心に浮かんできてしまう。
これは、「その時」の苦々しい情景が「潜在意識」に深く刷り込まれていたのですね。
そこで、私はある対策を実行しました。
その対策とは、すでに述べさせてもらっているとおり、「反省」することです。
なぜ、自分はあのような状態になってしまったのか。
自分には何が足りなかったのか。
今度、あのような状況を迎えたとき、自分はどのように立ち回るべきか。
などなど、徹底的に振り返りを行い、1つ1つの「なぜ」に自分の答えを出していきました。
1つ答えを出すと、その答えについて、「なぜ」と問い、さらに答えを掘り下げる。
これ、テストの出来が悪かったときにやる分析と基本的には同じですね。
「なぜ?」を何回か掘り下げていくと、当事者である自分が納得できる答えが見つかってくるんですね。
この分析、結構時間がかかりましたね。トータルの時間では丸3日くらいかけたと記憶しています。
こうして自分の失敗を振り返り、1つ1つの「なぜ?」に自分の答えを出すことができました。
これで対策は終わりか?
実はそんなに甘くないんですね~(笑)。
失敗の原因を分析して、自分の答えを出した後でも、「その時」の苦々しい情景は、たびたび、思い出します。
ここがポイントですが、「その時」の苦々しい情景を思い出したときは、こうつぶやきます。
「あのときの失敗、今度は○○すれば、絶対にうまく行く!」
と、「なぜ?」に対して出した自分の答えを復唱するのです。
そうです。自分の出した答えを復唱することにより、嫌な思い出を前向きな思い出に変えてしまうのです。
この対策を一定期間、何ヶ月か続けてやる必要があります。
潜在意識に刷り込まれたものは、そう簡単に変えることができなためです。
「嫌な思い出」が浮かんできたときは、「次は○○すれば絶対にうまく行く!もう心配する必要はないんだ!」
と毎回つぶやいていると、だんだんと嫌な思い出も、嫌な思い出ではなくなってしまうんですね。
ここまで来て、ようやく「過去を手放す」ための対策が完了します。
あとは、根気よく継続することです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。