鈍感力 ~過去を手放すための方法~ | 子供が就職・会社で成功するために10代でやっておくべきことを教えます

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学校の成績が良いだけでは、この混迷した社会を生き抜けません。

一流大学を卒業するだけではダメです。

今後の世の中、勝ち組と負け組みに二極化されていきます。

企業の採用担当が語る成功のノウハウ。

中学生、高校生のお子さんの親御さん向けに解説します。

過去の失敗、うつ病を発症した時など、嫌なことはすぐに忘れるのは一番ですが、簡単に忘れることはできません。


忘れるためには、対策が必要なんですね。


こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。


私が心の風邪を引きかけたとき、「あのときのことは、忘れてしまおう」とスパッと割り切ったつもりでした。


しかし、何かというと、「その時」の苦々しい情景が心に浮かんできてしまう。


これは、「その時」の苦々しい情景が「潜在意識」に深く刷り込まれていたのですね。


そこで、私はある対策を実行しました。


その対策とは、すでに述べさせてもらっているとおり、「反省」することです。


なぜ、自分はあのような状態になってしまったのか。


自分には何が足りなかったのか。


今度、あのような状況を迎えたとき、自分はどのように立ち回るべきか。


などなど、徹底的に振り返りを行い、1つ1つの「なぜ」に自分の答えを出していきました。

1つ答えを出すと、その答えについて、「なぜ」と問い、さらに答えを掘り下げる。


これ、テストの出来が悪かったときにやる分析と基本的には同じですね。


「なぜ?」を何回か掘り下げていくと、当事者である自分が納得できる答えが見つかってくるんですね。


この分析、結構時間がかかりましたね。トータルの時間では丸3日くらいかけたと記憶しています。


こうして自分の失敗を振り返り、1つ1つの「なぜ?」に自分の答えを出すことができました。


これで対策は終わりか?


実はそんなに甘くないんですね~(笑)。


失敗の原因を分析して、自分の答えを出した後でも、「その時」の苦々しい情景は、たびたび、思い出します。


ここがポイントですが、「その時」の苦々しい情景を思い出したときは、こうつぶやきます。


「あのときの失敗、今度は○○すれば、絶対にうまく行く!」

と、「なぜ?」に対して出した自分の答えを復唱するのです。


そうです。自分の出した答えを復唱することにより、嫌な思い出を前向きな思い出に変えてしまうのです。


この対策を一定期間、何ヶ月か続けてやる必要があります。


潜在意識に刷り込まれたものは、そう簡単に変えることができなためです。


「嫌な思い出」が浮かんできたときは、「次は○○すれば絶対にうまく行く!もう心配する必要はないんだ!」

と毎回つぶやいていると、だんだんと嫌な思い出も、嫌な思い出ではなくなってしまうんですね。


ここまで来て、ようやく「過去を手放す」ための対策が完了します。

あとは、根気よく継続することです。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。