就職難は今後もつづきます。それはなぜ?
こんにちは。子どもの明るい将来指南役のひろです。
就職難がずっと続く理由。
理由は簡単です。
それは企業が日本国内の採用人数を絞り続けるからです。
現状では、日本国内の景気が目に見えて回復してきても、この傾向は変わりません。
なぜ採用人数を絞り続けるのか。
ポイントは、「日本国内」ということです。
日本国内では、今のところ、物を出しても爆発的に売れる状態とはなりません。
それはなぜか。
お金をたくさん持っている人がお金を使ってくれないからです。
お金をたくさん持っている人は誰でしょう?
現在60歳以上の方々ですね。
日本人の特徴として、「貯金病」があります。
日本人のお年寄りは、亡くなる時、平均で一人当たり3500万円の貯金がある、なんてデータもあります。
日本国内がこんな調子ですから、日本国内の事業は、現状維持か、縮小方向という計画を立てている会社が多いのです。
その代わり、事業を拡大するのは海外です。
特に新興国では物が飛ぶように売れます。
日本でもおなじみのポカリスエットなんかは、インドネシアで毎年売り上げが4倍ずつ増えているそうです。
日本企業は今後、海外での事業拡大がメインになってきます。
日本企業が海外で事業展開するには、それだけ人材を採用する必要があるじゃないか、と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、海外での事業展開を担うのは、海外、現地の人たちです。
すなわち、日本企業の多くは、海外での事業展開のため、外国人を雇う比率が高くなってきているということです。
某大手メーカーなどは、新卒採用の7~8割を、外国人が占める、なんてところも出てきています。
こんな状況ですから、日本における大学生の就職難はずーっと続くのです。
よって、この状況を前提として、将来、どのような仕事をするのか、どのようなスキルを身につけるのか、ということを考えていかなければなりません。
就職難はつづきますが、将来について真剣に考え、それを実現するために行動を起こせる人は成功しますよ。
なぜなら、危機感はあるけど、大多数の学生、親は行動しないから、行動した人だけが生き残れるのです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。