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多文化子ども・若者日本語教室

東京都福生市にある「多文化子ども・若者日本語教室」のブログです。(NPO法人青少年自立援助センター運営)
教室では、外国にルーツを持つ子どもと若者のための日本語学習・教科学習、高校進学サポートなどを実施しています。

今日は、福生子ども日本語教室の子どもたちはみかん狩りへ出かけました。
東京でも、みかん狩りができるところがあるんです!オレンジニコニコ


ただし、もうすぐ高校入試を控えている受験生の子どもたちはお留守番です。

受験生を4グループに分け、4人の先生がそれぞれ3教科をみっちり、じっくり勉強する予定でした。

ところが、遅刻や欠席が多く、午前中の2時間はなんと一人だけ!

先生たちはがっかり、ため息が出てしまいました。


それでも、そのたった一人の男の子は

「今日はみんな、みかん狩りに行くの?やった、静かに勉強できる!」と言って、先生たちの熱心な授業を独り占めして、しっかり勉強して行ってくれました。

午後からは何人か増え、みんなそれぞれ、集中して勉強していきました。



福生子ども日本語教室でこれから受験する中3生、既卒生の中には、学校に通っていない子どもや、ほとんど通えていない子どもも何人もいます。


そんな子どもたちが「高校に行きたい」と願う心の内には、「高校に入って、やり直したい」という希望も少なくないように感じます。


そういった子どもたちを前にいつも考えるのは、もしこの教室がなかったら、この子たちは高校に行きたいという希望をかなえられただろうか、行動に移せただろうか、ということです。


当教室では、コーディネーターが中心となって受験指導に当たり、一緒にガイダンスに参加したり、実際に学校見学に行ったりして、志望校を決定しています。

一人一人の状況を、先生たちで共有して、不安がっているようなら励ましたり、ちょっとペースが遅い子にはお尻をたたいたりして指導しています。


この教室で勉強したことによって、少しでも多くの子どもたちの将来の選択肢が広がってほしいと思い、わたしたちは指導に当たっています。


とうとうあと1か月。

子どもたちが逃げ出したい気持ちはよくわかりますが、気持ちを強く持って、受験を乗り切ってほしいと思います。



今日は 「おモチを食べよう 2014」でした。ひらめき電球


タイトル通りですが 今日は子どもたちと一緒に「おモチ」を食べました。

私たち日本人から見れば たいした活動ではないかもしれませんが

ここ 福生子ども日本語教室の子どもたちにとっては ちょっと「テンションがあがる」アップ

活動なのです。

なぜなら おモチ 初体験の子どもがいるからです。ひらめき電球


今日は ただ焼いて食べるだけではなく、おモチと一緒に食べるものの

名前・匂い・味を確認することから始めました。


用意したのは 


しょうゆ

あんこ

きなこ

さとうじょうゆ

みたらし


です。


しょうゆ以外 全部 初めて!という子どももいました。


最初はあんこなど ちょっと見た目が悪いものは 不審な目で見ていましたが

思い切って一口食べてみると


「あ、これ おいしい」 と弾けるような笑顔になりました。

これで勢いがつき さとうじょうゆ きなこ みたらし と次々に試していました。

一番 気に入ったのは あんこときなこのようでした。


さとうじょうゆを食べたときに 子どもたちに味を聞くと


「あまい」

「違うよ しょっぱいだよ。」

「あまいとしょっぱいだよ。」

「先生 これ 難しいよ」


と大騒ぎでした。

そして 「甘いとしょっぱいだから あまじょっぱい」 と私が言うと


「あまじょっぱい?おもしろ~い」と笑っていました。ニコニコ


味覚や触角などは 口でどんなに説明しても伝わらないものです。

こんな風に 実際に試してみるのが何よりの学習です。


そして おモチを焼いて 思い思いの味をつけて食べていました。


さて 今日のタイトルは 「おモチを食べよう 2014」です。

なぜ 「2014」なのかというと 実は 1年前にも 子どもたちとおモチを食べたからです。

1年前には 今とは違う子どもたちがいて その時にも おモチが初めての子がいました。


日本で生活していても なかなか日本の食に触れる機会がない子どもたちもいます。

そんな子どもたちのためにも 教室で 時折 日本の食に触れさせてあげられたらと思います。

「おモチを食べよう」 恒例になるかもしれません。鏡餅



今日、受験生の子ども達は模試をしました。
9月から模試を始め今回で5回目。
高校入試前、最後の模試です。

最初に模試をした時は、どこに、どの問題の答えを書いたらいいのかわからない、記号を1つしか選ばない問題なのに2つ書いてしまったりと、問題が解ける・解けないの以前の問題がありましたが、最近の模試ではそういう問題もなく、問題の意味がわからない、読めないの問題はあっても、勘で問題用紙を埋められるようになりました。

勘で埋める、と聞くと「それでいいの?」と思ってしまうかもしれませんが、勉強中の日本語がたくさん書かれた問題用紙と回答用紙に慣れる、テストの形式に慣れることも、ここに来ている子ども達にとって大きな進歩の一つです。


残りの約1カ月、高校に入るという目標に向かって勉強は頑張ってほしいものです。
ですが…朝の1コマ目、本来ならば受験生は7人いるはずの授業なのに関わらず、始業のチャイムが鳴った時点でいた受験生は0人…それから15分くらいしてやっと2人来ました。

高校に入れる、入れないという問題よりも「高校に入ってから平気なの?」ととても心配です。
新年明けて、授業も3週目。いまだに教室へ足が向いていない子もいます。


勉強面よりも生活面の心配の方が、新年明けてから大きくなっています。

今は教室の大人が電話をしたり、気にかけたりと色々なサポートをすることができますが、サポートがなくなってからの生活が出来るか、出来ないか…
出来るようにするのはどうしたらいいのか…受験を前に高校に入れるのか、入れないの問題の他にも受験生には課題が残されています。