SONY技術者ら有志グループの方々と科学実験教室を開催します。 | 多文化子ども・若者日本語教室

多文化子ども・若者日本語教室

東京都福生市にある「多文化子ども・若者日本語教室」のブログです。(NPO法人青少年自立援助センター運営)
教室では、外国にルーツを持つ子どもと若者のための日本語学習・教科学習、高校進学サポートなどを実施しています。

[プレスリリース]

SONY技術者ら有志が外国にルーツを持つ子どもたちのために出前実験教室を開催

-日本語の力不十分でも、科学の面白さ、知ってほしい

2010年度より東京の多摩地域を中心に日本語を母語としない、外国にルーツを持つ子どもと若者の学習支援を行ってきたNPO法人青少年自立援助センター(以下、YSC)において、SONY技術者ら有志の社会人で結成された任意団体、Science and Technology for All (以下、STA)が無料の出前実験教室を開催いたします。

外国にルーツを持つ子どもたちの中には、日常会話のための日本語能力(生活言語)は身についているものの、認知や学習に必要な力(学習言語)が伸びず、学校の勉強についていけなくなってしまい、子ども自身も「どうせ自分にはできない」とあきらめてしまうケースも多いのが現状です。
今回、YSCはSTAの協力を得て通常の学習支援では実施の難しい科学実験教室をくことで、学ぶことを楽しめず、無力感を感じている子どもたちに科学の面白さを知ってほしい、世界的な企業で活躍する技術者ら社会人との出会いを通して、世界を広げてほしいと考えています。
科学実験教室は以下の概要で、小学4年生以上を対象に開催されます。

【日時】2014年5月17日(土) 13時~14時30分

【会場】NPO法人青少年自立援助センター福生教室
(東京都福生市本町117-1スプリングバレー福生201)

【内容】実験「電池をつくろう!」と理論説明
STAの方々との交流


<本件に関するお問い合わせ先>

特定非営利活動法人青少年自立援助センター(東京都福生市福生2351‐1、理事長工藤定次)
定住外国人子弟支援事業部
(事業部事務局:東京都福生市本町117-1スプリングバレー福生201、事業実施責任者・田中宝紀)

◆2010年度より「多文化子ども・若者日本語教室」を開き、保護者のいずれかが外国人である「外国にルーツを持つ児童・生徒」延べ300名の日本語・教科学習を支援してきました。主に、フィリピンや中国、タイ、ネパールなどにルーツを持つ子どもたちが在籍し、公立学校に通う準備として、日々学習に励んでいます。

Phone 042-552-7400
Fax   042-513-0266
[email] info@kodomo-nihongo.com
[URL] http://www.kodomo-nihongo.com


<実験企画・実施>
Science & Technology for All

◆Science & Technology for All は、かつてインドやブラジルなど国内外で科学教室を開催した講師陣を発起人として、40人程の社会人がクチコミで集まったグループです。2011年の東日本大震災以降、広義の復興の一助になればとの思いで東北地方を中心に活動しています。
 特に将来のことを真剣に考えている世代に、科学技術の最前線で感じている喜びや失敗談などを自分たちの言葉でお伝えすることは、理科に興味のない方々にも考えるヒントにしていただけるものがあるのではないかと思っております。

http://sciencetechnologyforall.jimdo.com/