多文化子ども・若者日本語教室

多文化子ども・若者日本語教室

東京都福生市にある「多文化子ども・若者日本語教室」のブログです。(NPO法人青少年自立援助センター運営)
教室では、外国にルーツを持つ子どもと若者のための日本語学習・教科学習、高校進学サポートなどを実施しています。

Amebaでブログを始めよう!

 まだ5月なのに外は既に30度近い気温。
5月病になる暇もないようないい天気が続いていますね。
子どもたちも中学生は衣替えにはまだ早く、
暑い暑いといいながらスクールに通っています。

4月から教科担当になりました石丸です。
よろしくお願いします。


今回は先日行った
ネパールへの支援募金活動について
書きたいと思います。

2015年4月25日に、ネパールで大地震が起こりました。
強い余震も含め現在も被害は甚大です。
同じく大きな地震を経験したことのある日本では、
関心のある方も多いのではないかと思います。


本スクールには、2010年度の開校以来ネパール出身の子ども達が
多く在籍していて、その多くが家族や親せき、知人・友人をネパールに残してきています。

祖国の大地震に心を痛め「何かしなければ
という思いから日本でネパール人による募金活動も行われています。

私達も少しでも彼らの想いに応えたいと考え、
5月8日/9日にJR青梅線福生駅前にて子どもたちと
ネパール支援のための募金活動を行いました。


駅前に立った子どもたちは一生懸命声を出して、
たくさんの方々が募金をしてくれたり、頑張ってね
と声を書けてくれたりしました。
そのおかげなのか活動の間、
みんな一度も休むことなく続けました。

その活動が5月9日の読売新聞多摩版にも掲載されました。






そして、募金活動の最後には子どもたち自身も
募金箱にお金を入れていく姿がありました。
ネパールの親戚や家族、ネパール国籍ではない子どもたちも、
友達や困っている人を助けたいという強い気持ちをかんじました。

私自身まだスクールに来たばかりなので
子どもたちのこと、まだまだ知らないことばかりですが、
普段授業を受けている時とは違った
一面を見ることができました。


ネパール震災支援募金活動での2日間とその後、
地域の方々等より合計
178,288円が集まりました
子どもたち、募金に協力してくださった方々全ての人の想いによって集められた募金は

<World Vision Japan
https://www.worldvision.jp/news/works/asia/20150509.html
を通して、ネパールの子ども達のために役立てられます。

ご協力ありがとうございました。
これからも少しでも早いネパールの復興を願っています。




おはようございます。
4月から多文化コーディネーターアシスタントになりました藤巻恵美です。よろしくお願いします。

外国にルーツを持つYSCの生徒と同じように
母はフィリピン人、父は日本人です。
世間では「ハーフ」と呼ばれる存在です。
当事者の視点から教室の様子なども含めて
何かお伝えしていければと思っております。

今回は【ハーフの定義】という話。

最近、
テレビや雑誌でご活躍されている女優さんやモデルさん
「ハーフタレント」と呼ばれていますね。

ハーフは英語で「半分」という意味から
50:50の割合で混血していて
その文化も半分ずつ受け継いでいるとお思いの方。

生まれてから今まで日本で育った私は
自分がフィリピンのハーフであることを忘れるほど
自分自身を日本人であると思っております。
そのため自分もテレビや雑誌で見る「ハーフ」の方に
無意識に憧れを抱いたりしています。

あえて数値化するなら
自分を「ハーフ=50:50」とは思っておらず、
日本70:フィリピン30と思って生活している感覚です。

そうとおもえば、実の私の兄は
彼は一年間フィリピンで生活していた事もあって
彼は自分のことを「45:55」ぐらいの比率で
フィリピンの文化を少し強めに継承していると本人は考えています。


あくまでも感覚の問題ではありますが、
同じ兄妹でも「ハーフ」のアイデンティティは一人一人違っています。

また家庭環境や住んでいる所によって変わってくると思いますが
、「ハーフ」の定義もいろいろあるんだなと気付きました。

一概に二つの国のバックグラウンドを同等に持つ人とは言えないようです。

ここの子どもたちもそれぞれいろんなルーツを持つ子ども
自分の幼少時代を参考に
子どもの気持ちに寄り添いながら
色々発見していきたいです。

~外国につながる子どもと共に~
YSCグローバル・スクール

【学習支援サポート・ボランティア募集】
☆1回 50分~/不定期/短期/未経験OK☆


「YSCグローバル・スクール(旧:多文化子ども・若者日本語教室)」では、日本人のお子さんを含む、フィリピンやペルー、中国、タイ、ネパールなど10カ国以上からやってきた子どもたちや、学習支援を要する子どもたちとその保護者をサポートしています!

日本語がまったく話せないお子さんや、日常会話はできるが学校の勉強についていけず不登校状態にあったお子さんなど、これまで400名以上が私たちの教室で学びながら、学校復帰や進学を果たしました。
 
こうした子どもたちは日本語や文化的な壁等により、進路選択の機会が非常に限定的です。
また、外国人シングルマザーを保護者に持つ子どもたちも少なくない中、経済的な困難を併せて有するケースも多く、適切な学習支援機会の提供が重要です。
 
・子どもの好きな方
・小学校や中学校の先生を目指す方
・外国につながる子どもの支援に関心のある方
・日本語教師になりたい方など

2015年、新たなフェーズへ移行した私達と共に、
子ども達の未来を支えてみませんか?
 
<このボランティアを通して、こんなスキルが身に着きます>
―多文化共生/外国につながりを持つ子どもと外国人保護者に関する知識
―子どもに対する日本語・学習指導スキル
 

━━◆募集要項◆━━━━━━━━━━
 
<募集職種>
YSCグローバル・スクール学習支援サポート・ボランティア
 
<活動場所:NPO法人青少年自立援助センター福生教室>
東京都福生市本町117-1 スプリングバレー福生201
(JR青梅線福生駅下車徒歩2分)
 
<日時> 
月曜日     11時~19時
火曜日・木曜日 9時30分~19時
水曜日・金曜日 11時30~19時
土曜日     9時30分~12時
→活動シフトはインターネット上のカレンダー機能を利用した事前申告制です。
 
<募集人数>1回あたり最大3名
 
<待遇>3ヵ月以上継続的に週1回以上活動した場合、交通費(上限有)を遡って支給します。
 
<応募要件>
日常的にSNSやメールでやり取りが可能な方
 
また、以下のような方を歓迎します!
1)外国にルーツを持つ子どもに高い関心を持つ方
2)小学校教員や日本語教師を目指す方(免許の有無は問いません)
3)塾講師経験のある方
4)英語、フィリピン語、中国語、タイ語、スペイン語、ポルトガル語などが日常会話程度可能な方
 
<登録までの流れ>

1)必要事項をメールで送付
2)希望日時に見学・体験
3)正式登録

<お申込み方法>
メールにて、以下の事項をお知らせください(書式不問)
折り返し、担当者よりご連絡いたします。
・氏名
・年齢
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・志望動機
・支援可能な教科、語学(日本語含)や対応できる学年(小1~中3)があればお知らせください
 
 
◇お申込み・お問い合わせ◇ 
info@kodomo-nihongo.com(@は半角に直してください)
*メール件名を「2015年度学習支援サポーター」としてください


★★★学習支援サポート・ボランティア説明会を開催します★★★
<日時>2015年4月25日(土)午後1時~2時30分
<場所>YSCグローバル・スクール
    東京都福生市本町117-1 スプリングバレー福生201
    (JR青梅線福生駅下車、徒歩2分)
<内容>
    YSCグローバル・スクールの活動について
    外国につながる子ども・地域の子ども現状
    サポート・ボランティアの役割と活動方法について
    質疑応答
<定員> 10名
<申込み>
    「4月説明会参加希望」と明記し、メールにて
    1)お名前 2)ご所属(またはご職業) 3)学習支援経験の有無 をお知らせください

。 
*説明会への参加は任意です。本説明会に参加できない方々へは登録前に個別にご説明します。

 
 
特定非営利活動法人青少年自立援助センター
YSCグローバル・スクール
東京都福生市本町117-1 スプリングバレー福生201
担当:田中/ピッチフォード
MAIL info@kodomo-nihongo.com (@を半角に直してください)
URL http://kodomo-nihongo.com

*NPO法人青少年自立援助センターでは、2010年度より不就学・不登校および高校進学を希望する外

国にルーツを持つ子どもたちの学習支援を行ってきました。
*2015年4月から、日本人のお子さんを含むすべての子ども達と、その保護者をサポートする「YS

Cグローバル・スクール」へと生まれ変わり、日本人も外国につながる子どもも共に学び合う場の創

出を目指します。