子どもの自殺について考えてみました | 素直なこころでつぶやこう

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【大学4年生になる友人の娘が書いた文章】

素直なこころでお読みいただきたく、思い切って投稿します。

 

*子どもの自殺について考えてみました*

子どもの自殺は年々増え、低年齢化しています。

なぜ、子どもが死にたくなるのか?と考えてみました。

生きていることが苦しいからでしょうか。

死んだ方が楽になると信じているからでしょうか。

 

日本の先人はみな、神さま、仏さまを信仰し、儒学を学んできたとある方から教わりました。

 

生きていることに感謝し、世の為、人の為、自分以外の誰か、社会のために生きていたそうです。

人のお役に立つことが幸せだと信じていたそうです。

 

自分さえよければいいという考えは持っておらず、自分だけが幸せになることはないと思っていたからなのでしょうか。

社会が幸せになり、相手が幸せにならなければ、自分が幸せになることはないという心があるからでしょうか。

 

私は、日本人の持って生まれた性質ってあると思います。

おもてなしの心とか思いやりの心、そのような心は日本人には備わっていたように思います。

 

近くに住んでいる私の祖母は今年82歳になりますが、いつも「ご先祖様に感謝だね~」と仏壇に手を合わせて参っています。

祖父が亡くなって12年。祖母は毎朝欠かさずに、ご飯とお水をお供えしています。

私の家には仏壇がありません。

でもそんな祖母を見ていると、この心が大切なんだなぁと、なんとなく心で理解しているような感じがします。

この感謝の心が育っていれば、相対的な評価ばかりに捉われないのかなと最近は考えています。

 

相対的な評価に捉われれば捉われるほど、自分ばかりが大変だ、苦しいなどと他者と比べてしまいます。

その結果、うらやましいと嫉妬し、妬み、ひがみ、しまいにはおとしいれようとまでする怒りとなっていき、苦しみを増やしてしまう結果となるように思います。

その姿を今、大人たちは子どもに見せてしまっているのではないでしょうか。

大人たちが、お金持ちになること、偉くなることが幸せになれる条件だとしている以上、子どもの自殺は減ることはないと私は思います。

 

出来の悪い、お金を稼ぐことができない人間は不幸だと教えているのです。

そのことに大人たちが気付かない限り、子どもの自殺は減らないと思います。

おかげさまで・・・という感謝の心でいればいいのではないでしょうか。

 

欧米のように法律や条例でがんじがらめにしなければ秩序を守れない国民性ではないように思います。

お金がない人へただお金を配ったり、無料にしたりすることが、親切なのでしょうか。

お金がないから子どもを生めないだろうと、お金を配ったり、無料にしたりすることで少子化問題が解決したり子どもの自殺がなくなるのでしょうか。

 

物質での幸せではなく、豊かな心を育てることを教えることに意味があるのではないのかと、私は祖母や両親を見ていてそう感じています。

そう思うと、私はとても幸せです。

ありがとうございます。

令和5年3月24日