カウンセラーの過去を公開します… | 不登校も自宅で解決! お母さんカウンセラー塾のブログ




お知らせ


このページでは、

カウンセリングをご検討中の方へ、



カウンセラーの雰囲気・印象をより

掴んでいただくためのささやかな情報を

ご提供させていただきます。



カウンセリングに

まったく興味がない方には、

すごく、どうでもいい内容ですので、

どうかご了承ください(笑)











好きなもの① ゲーム


カウンセラーとして、

子どもと信頼関係を作るのに、



最も多用したツールをあげるとすれば…


私の場合は「テレビゲーム」です。





といいますのは、私自身、

子どもの頃からよくゲームをしていました。



恥ずかしながら、

ファミコンはもちろん、各ゲーム機の



「名作」と呼ばれるものは、


一通り、抑えていると思います(笑)





実を言いますと、子どもの頃の夢は


「ゲームをしてお金を稼ぐこと」でした。





それが、まさか成人して、カウンセラーとして働き、





実際に子どもとゲームをして

生活の糧を得ていくとは…自分でも驚いています(笑)



※ちなみに、最近では、スマホでのオンライン・ゲームで

クライアントの児童達とコミュニケーションを取っています。








好きなもの②
漫画、アニメ、大好きです。




メジャーなところでいえば、

特に、ワンピースです。
※無類のシャンクス好きです。



片腕を捧げても友人を救う勇気には、

全身に鳥肌が立ち、感動を覚えました。



以前、あるクライアントの子に勧められて、

一番グッときたアニメは「鋼の錬金術師」です。



その子の話についていくために、

徹夜してアニメを見るという日々が

続きましたが、気づいたら、もう虜になっていました(笑)



クライアントの児童の要望・リクエスト等、

信頼関係作りのためにも(…という言い訳で)、

睡眠時間を削ってアニメに没頭しています(笑)



好きなもの③ スポーツ


写真は剣道をしている姿ですが、

2か月と持たずに挫折したことを、

最初にお伝えさせていただきます(笑)





私自身、小~中~高校時代を振り返りますと、

大変お恥ずかしい限りですが、



体育以外に

好きな科目はありませんでした。



体育だけは、毎回成績優秀なのですが、

他は平均点程度。



学力は自慢できるものは何一つありません。

唯一あるとすれば国語だけ、という、超文系でした…^^;











そのようなわけで、
バリバリの体育会系の道を進んでおりました。


柔道部の主将として、

肩耳を潰したり、ベンチプレス120キロを上げる

体力だけが自慢の男だったのですが、





膝を故障して、


激しい運動ができない身体になりました。





「さて、高校を卒業したら、
 地元の警備会社に就職しようか」と




思っていた矢先、ある先生に、




「きみは大学に行って、都会を見てきなさい。


 推薦出してあげるから」



というお誘いを受けました。






両親も背中を押してくれましたので、


どうせいくなら「心理学を学びたい」と、

臨床・教育心理学を学べる学部に進みました。





**



ここから先は、
これまでのクライアントの方にも
あまりお話してこなかったことです。






包み隠さずお話します。



私は、大学に上手く、


なじむことができませんでした。





知人は、都内の有名大学に進学する一方で、

私はあまり偏差値の高くない、無名の大学。





周りの学生も覇気がなく、

大学施設の中でタバコを吸う者など、

マナーやモラルがない姿に、

入学してすぐにうんざりしてしまいました。






「なんでこんなところに来てしまったのだろう」



「みんな、ネームバリューのある大学に通ってるな。いいなぁ。」



「俺だって、高校時代遊んできたわけじゃないのになぁ…」










私立大学の学費は高額です。



田舎の両親は、

必死の思いで支払ってくれたことでしょう。





にもかかわらず、私は、大学生活に対して

自分をあわせられずにいました。










大学では、いつも1人でいました。








周りの学生とまともに話したことは、

ほとんどありません。





いまでも、大学のつながりで、

友達と呼べる人は1人もいません。





学食で、いつも耳をイヤホンでふさいで、

たった1人でご飯を食べていました。













孤独でした。











あの4年間は、あまりにも孤独でした。











**



しかし、ある日のことです。


「せっかく1人の時間を楽しめるなら、


 有意義に過ごそう」



 と、発想を転換して、


 大学に入ってから猛勉強を開始しました。









「1カ月で100冊。好きな本を読もう。

それらをジャンル別に分類して、

最も積み重なったカテゴリが、自分の進む道だ」




ある時、閃いてこんな取り組みをしました。





その結果、やっぱり心理学。

それも、カウンセリング関連のモノが大多数でした。







それ以降、まずは読書にハマり、

「1日7冊は読む」という謎のルールを設け、

誰よりも早く・誰よりも遅くまで図書館にいつづけるという生活が始まることになります。







講義では、いつも教授の前で受け、

教授の発言に「にやにや」したり、

話の内容にうなづいているうちに、







名前を覚えていただいたり、

食事に連れていってもらったりして、

可愛がっていただきました。





1度履修を終えて、単位を取った講義も、

その教授が好きだからという理由で、



2年間続けて受講したものもあります。

※ちなみに、現代文章論です^^; 







ある時、仲良くしていただいた教授に、
こんなことを言われました。

「いいかい箭内君。



 きみは、就職に備えるべきだと思う。



 きみが学歴にコンプレックスを

 持っているとしたら、

 それほどバカな事はない。



 社会に出たら、

 学歴なんてまったく関係ないんだから。



 まぁ、たまに、関係ある時もあるけど




「一体どっちだよ」
ツッコミたくなる気持ちを抑えて、






私はそのアドバイスを信じました。



「結局、社会では価値を
生み出す人が重宝される。
だから、価値を生み出せる人になろう」



自分で、価値を生み出す?

一体今の自分に何ができるんだろうか。



なにもできやしない。なにもできないということは…。







その結果、ひらめいたのが、


「よし、じゃあ、働こう! 学生のうちから

 働いていれば、社会に出たら即戦力だ!」



というものでした。



この考え方には賛否両論あるかと思います。

でも、少なくとも私には「正解」でした。



教育心理学、認知心理学、カウンセリングなど

臨床系の学問・技術に興味があった私は、

たまたまご縁があった、



外資系の経営者向け研修会社の社長に

弟子入りを志願して、コーチングを学ばせて頂きました。



コーチングは、カウンセリングにも共通した、

コミュニケーションの技術です。



欧米の最先端の技術が体得できること。また、

年商数千万~数億と売り上げる経営者の方と、

同じ空間で、同じ空気を吸えることが、

とても魅力に感じていました。







そのような背景を元に、

社長から「いいよ」との返事を頂いて、
朝から晩まで働いていました。





開催するセミナーの場所のセッティング、

諸々のアシスタントをしたり、




師匠の飲食物の買いだし、お茶出し、

皿洗いからカバン持ちまで。
ありとあらゆる雑用をこなしていました。







多くの経営者層の方々、また、


本物のコーチングの技術に触れられる

機会に恵まれ、日々成長を実感していました。







そこでの知人からクライアントを


紹介していただいて、コーチングの真似ごとをさせていただいたり。







一生懸命告知しても、
たった4人しか集まらない、

セミナーの真似ごとをさせていただいたり(笑)







価値を生み出せる人間になりたくて、






あがいて、





あがいて、






あがきつづけた4年間でした。






++



高校までは体育会系。
大学からは超がり勉。


※何の自慢にもなりませんが、

大学4年間の受講科目の90%以上は「最優秀」の評価でした(笑)





「どんな人生を送ろうか」



そう考えて、選んだ道が、

ある不登校支援系の、

カウンセリング法人のカウンセラーでした。



ここでは、これまでの修業が

大いに役立ちました。





もちろん、ずっと順風満帆というわけでは

ありませんが、ご縁あった上司からも



「カウンセラーが天職だね」と

お墨付きを頂いたり、



既存社員を十人以上ぬかして役職を

頂いたりすることができました。



責任あるポジションとして、気がついたら、

カウンセリングの指導をする側にも回っていました。





世の中には、有名大卒で、難関大学院を出て、

カウンセラーをやられている方もいれば、





私のように、大学に入ってから必死に学び、

カウンセラーをされている方もいると思います。





個人的に思うことは、コンプレックスや、



逆境と立ち向かった人間ほど、



他人の痛みや悲しみに憂うことができるのだと感じています。





人に対して、優しくなれるのではないかと、思っています。





正直に申し上げますと、

私は、エリートなカウンセラーではありません。





挫折や、孤独など、覚えた痛みを辞書にして、

人と向き合うカウンセラーです。



そんな私と、もし、ご縁を感じていただけたのならば、

その芽を、大切に育んでいけたらと思います。