昨年叔父が亡くなりました。
父の兄です。
父は60歳で亡くなったのですが、叔父さんは本当にお元気で、80代になっても働いていました。
独身の独居。
悠々自適な暮らしぶりで、最近もトイレやキッチンを改装したり、家電も次々に買い替えていた様子。
シアター部屋でも作るの?!
というくらい、我が家の4倍はある大きなテレビにはちょっとビビりましたが。。
まだまだお元気で、きっと100歳くらいまで生きるつもりだったんだろうなぁというのが、お家を見てわかりました。。
亡くなる一ヶ月前に処方された飲みかけの薬が机にあったのがすごく生生しく、本当に亡くなったの?と思うほどでした。
お家は売却することになり、親戚が何度か集まり処分などの話し合いの中
昨年購入した洗濯機と冷蔵庫を、我が家が譲り受けることになりました。
ちょうど我が家の家電、結婚14年を迎え
そろそろ限界に来ていたのが、まさにそのふたつ。
有り難く、譲り受けさせていただきました。
83歳で購入した、そのふたつの家電。
それを見ただけでも、100歳まで生きるつもりだったのがわかり、なんとも言えない気持ちになりました。
しかも、どちらも一人暮らしには大きすぎるサイズ。
5人暮らしの我が家にはピッタリな大きさ。
叔父さんに、ただひたすらありがとうの気持ちで
末永く大切に大切に。
使わせて頂きますと手を合わせつつ。。。
叔父さんは、あの年代の男性らしく
『男たるもの、、女とは、、』
みたいなことをよく言う方でした。
男は良い大学に入り、良い会社に入るべき!
女は学歴なんていらん、結婚して専業主婦になり夫を支えるべき!
という、、いつの時代や?!というようなことを毎年親戚の集まりがあるたびに言ってました。
それに反発する気持ちがあったのか
ひとつ上のイトコも私も
『絶対手に職を持って、結婚しても自立できる女性になってやる!!』
という想いが小さい頃からずっと根本にありました😂💨
その結果、看護師介護士保育士への道に行き着いたのかな。。
まぁある意味感謝なのですが。。。
それでも、イヤな叔父さん!という感じはなく
憎めない、、どこか可愛らしい方でした。
未だに亡くなったのが信じられず。。
小さい頃から集まっていた、あのおうちもなくなるんだなぁ、、と
総勢7人のイトコ同士、さみしい気持ちになりながら話しました。。
みんな気付けばおっさんにおばはん。
みんなそれぞれ家庭を持ち、子育てに励んだり巣立たせたり。。
確実に年を経ている。
あの家で、わいわい笑ったりご馳走食べたり人生ゲームしていたのが幻のよう。。
でも、叔父さんも独身を貫きながらも甥っ子姪っ子と笑いながら絡んだ日々。
後半、みんなが結婚してなかなか集まることも出来なかった。
お正月やお盆には、みんなを喜ばせようと
デパートでご馳走を買い込んでいた叔父さん。
今思えば、父のようにいつも温かい眼差しをくれていました。
ただ、ただ、ありがとう。
冷蔵庫を開けるたび、洗濯機を使うたび
叔父さんのこと、思いだします😊