少し前の記事ですが、見出しが気になり読みに行きました。
よかったら是非、目を通して頂きたいです。
https://news.ameba.jp/entry/20171124-242/
皆さんはどう感じましたか?
まさにその通り!
と思われましたか?
それとも、ちょっと違うんじゃない、、
と感じましたか?
もちろん、感じ方や考え方は千差万別なので、それぞれの答えがあって当たり前です(*^-^*)✨✨
私が感じたのは
『叱らない子育て』という言葉だけがひとり歩きをして、間違った解釈をされているなぁ、、
というのが正直な感想です。
アドラーが提唱する『ほめない叱らない子育て』を、本当の意味で理解するにはちょっと時間がかかります。
私も完全に腑に落とすまで、かなりの本を読み、講座を受け実践し、色んな人と話してようやく心から理解出来ました。
この記事でいう
叱らない教育をされた子は
■我慢が出来ない子
(厳しく接してこなかったから、心が成長してない)
■暴力を振るう子
(友達に手を上げても『カッコいい』とほめている)
■社会に適応出来ない子
(親の庇護を離れた瞬間、うまくいかなくなる)
になるという意見と、実際の声が掲載されています。
でもこれらは決して、叱らなかったからそうなったのではない、と私は感じます。
叱らない子育てとは、叱らずにすむ子育て
というニュアンスで言い換えた方がわかりやすいのかな、、と思うのです。
決して
子どもに対して甘やかして(甘えさせて、ではありません)どんな行動も叱らない、口出ししない、放任、我が子さえ良ければよい
という子育てではありません。
叱らない子育てという言葉だけを聞き、その辺りが誤解されているように感じます。
明らかに子どもが不適切な行動をしていても、ニコニコ笑いながら見守るなんてもっての他です。
じゃあ、それって叱ってるやん!
となっちゃいますが、、、
叱るとひと言でいっても、人それぞれ捉え方が違うので難しいですが。。
その、不適切な行動をしたということの背景には、必ず子どもなりの理由がある
ということを考えてみると、ただただ頭ごなしに
『なにやってんの!!あんたは!!ほんまいつもそんなことばかりして!!いい加減にしいや!!』
とはならないんです。
子どもなりに、その行動の目的が必ずあるのです。
兄弟喧嘩で、妹を泣かした
物を壊した
人に対して嫌がる行為をした
物を投げた、棒をふりまわした、ドアのガラスを割った←あ、うちだ😅
公共の場で大きな声を出した、迷惑行為をした
何度言っても改善しない
部屋が汚い←あ、うちだ😅
等々、、
まずはその行為が
わざとなのか、わざとではないのか
でもだいぶ変わってきます。
ちなみに先日、我が家の玄関ドアガラスを割られましたが、、😅
叱ってません。
・まずはどうしてこうなったのか、丁寧に話しを聞く。
・どう感じたか、を聞く。
・そして、今後こういう失敗をしないためにどうしたらよいか。
それらを一緒に話し合い、考えました。
決して叱ったり、責め立てるのではなく
子どもの話しをきちんと聞くこと。
そうすると、叱る行為をしなくても必ず伝わると私は思うのです。
それを積み重ねていくうちに
そもそも叱らないといけない場面がだんだん減ってくる。
→叱らなくてすむ子育てになる。
ということに繋がります。
『叱らない子育て』への誤解が少しでも減らせるように、、
そして『叱らなくてすむ子育て』が増えるように、、
私はアドラーを学び続け、そしてわかりやすく伝えられる人で在りたいと強く思います。
ついでに言うと、ニュースのふたつ目の例はちょっと極端すぎるなぁ、、と思いました😅
友達に手を上げる我が子にカッコいい?!
それだけではちょっとわかりかねますが、、何らかの背景があるのでは。。
例えば、大人数でチャンバラごっこや戦隊ごっこをしてた中で、子ども同士お互いがある程度容認しながらの遊びの中ので、、
とか。。
フツーに友達をバシッと叩いた我が子に、カッコいい!なんて言う人、、いるのかしら??
一場面だけをピックアップしてるだけのようにも感じます😣
叱らない子育てへのニュアンスの誤解が強調されてるだけに、、
ちょっと残念な気持ちになったニュースでした💦
いえ、だからこそ本来の
叱らない子育て
をキチンと伝えたい!!
と思ったのでした(*^-^*)✨✨