人と目を合わせて話し続けることの難しさ。
対お客さんならばできることが、関係性がプライベートに近づくほどにできなくなる。

自信がない。必要以上に自信がない。自分は最初からなぜか人より劣っているという妙で強固な思いがある。
ただ、客観的に見て、仕事はできる方だし、人の上に立つこともある。どんな仕事をしてもわりと早くに評価される。
それなのに、それは裏があるのだと、かわいそうに思ってのことじゃないのかと、勘ぐって、自分はダメだとさらに強く思い込む。
調子に乗らない意味もあるが、調子に乗るって悪いことでは決してない。仕事なんて調子よく効率よくやってナンボだとも思う。
それでもできない。

繰り返し繰り返し「ダメ」の烙印を押されてきた人間にとっては。

いっそのこと、本当にダメになってしまえば楽かもしれないが、そうするとさらに落ち込む、めんどくさい。

幼い頃は自信を持たせる。愛情に条件はつけない。嫌いなんて冗談でも言わない。
とか、そんな当たり前のことができなかった母。

構造を分かりつつ、今も越えられない自分。
なにを?
母の作った分厚い壁を打ち破れない。
壁を越えられないのならば壊さねば。