もう、大分落ち着いて随分してなかった。せっかく傷も消えて、痣程度になっていたのに・・・
久し振りにまたやってしまった。両手首に左の手の甲。
何故あの人は、こうも私を不安定にさせるのだろう。何故、自己嫌悪に陥らせるのだろう。
ついこの間話し合って、病気のこと、私の親に対しての想い、ずっと笑顔の裏に苦しみを抱えていたことなんかを全て伝えて、あの人も理解してくれたと思っていた。
『いつかは独り立ちしないといけない、でも、まずは自分を大切にすることが大事だからゆっくりでいい。焦らなくてもいい。』
この言葉がどんなに嬉しかったか、どんなに私の気を楽にしてくれたか・・・
でも、少し精神的にも安定してきて、バイトも再来週から頑張れそうと思っていた時、電話で話していた私が少しは落ち着いたと思ったあの人は言った・・・
『他人を大事にするのもいいけど、親も大事にしなさい。』
最初、意味が分からなくて聞いたら、『親を大事にする』=『早く独り立ちしなさい。何時までも仕送り出来るわけじゃないんだから。』と、いうことらしい。
私は私なりに昔から親を気遣って、親中心で生きてきたようなものだった。でも、あの人にはそれは伝わってなかったらしい。ついこの間話した私の想いも・・・
結局私の親に対する想いなんて、伝わらない程度のものだったんだ。でも、そりゃそうか(笑)苦しんでる人の支えになりたいからと、無理して私立の4年に行かせてもらった結果がこれじゃあ、親不孝のなにものでもないな(苦笑)
それでも、それが真実だとしても、中途半端な理解しか出来てないなら、最初っから理解したような振りして喜ばせる言葉なんかかけないで欲しい。
理解出来てないなら連絡は控えて欲しい。連絡くれたとしても、余計なことは言わないでほしい。
私にとって、あの人の言葉はこの世で一番影響力を持つ。あの人の言葉で、私は喜んだり、自己嫌悪に陥ったりしてしまう。私もいい加減、あの人の言葉に振り回されるのは疲れた。
なんか、どんどん自分の存在価値が分からなくなっていく。
子どもの頃から身体が弱くて親に迷惑かけて、大人になった今も大人になりきれずに人に迷惑しかかけてない。
私は何のために存在し、何のために存在し続けるんだろう。
理解してくれてないあの人に怒りを感じながらも、結局は不満を言うことなんて出来ない。だって私は親不孝な子なのだから。
カウンセリング・・・受けるの止めようかな。カウンセリング受け始めたらきっと一時期は、また不安定になって、バイトもろくにできるか分からない。しかも私の場合、多分かなりの時間を要するだろう。それで親の苦労が増すくらいなら、カウンセリング受けるの止めて、身体に鞭打ってでもバイト掛け持ちして働いて、少しでも仕送りを減らして貰った方が親の負担は減るだろう。カウンセリングを受けるのを止めるってことは、自分の夢を完全に諦めるということ、そして、心身共に辛くてぼろぼろになる可能性があるってこと。でも、少しでも親の負担を軽減させるにはそれが一番だろう。もし辛くても、どうせ連絡は電話だから『元気だよ』って、一言言えばあの人は信じるし。
カウンセリング受けるのは、もう少し考えててみよう。
てか、バイト先も他にもう一つ見つけなきゃ。