「問題です。これらの項目をすべて実行に移している人を、二文字で何と言うでしょうか?正解は、どうみても「社畜」であろう。『404 Blog Not Found:クビになった方がましかも - 書評 - 戦略的 クビにならない技術』」

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51220035.html


「社畜」かあ。

信念をまげて言いたいことを言わず、それでも生活のため、家族のためって頑張る人。

そういう人に対して「社畜」ってのは失礼だよね。


というより、本当のこともいえず、信念をねじまげちゃって行動している、自分のことを痛いほど弱者であることを自覚している人に対して、「強くなれ」ってのはかなりきついんだな。

「そんなこと言われなくてもわかってるよ」ってね。

でも、そこからどうするかがすべてなんだよね。


ただ、「わかってる」から先は、自分の強いところを見つけださないとやっていけない。

自分は弱いからっていつまでも弱者にいると、その弱者の立場を最大限に活用しようってことになりがちだ。

強者ってのはおそらく、すべて「自分もち」なんだな。
「教養学部の時代、つまりは1年生~2年生は、完全に「タイプ2」でした。いわゆる「ひっきー」です(笑)。 今から考えると人生の大きな損失だったと思いますが、まぁ、しゃーないね、やっちゃったもん、しゃーない。 人が変えられるのは現在と未来。過去は変えることができません(泣)。 僕は、1年生~2年生のとき、周りにいる学生のノリに、僕は、全くついていけませんでした。友達も、あまりできませんでしたし、学びがいを感じたことも、あまりありませんでした。とはいえ、何かに抵抗しようとも思いませんでしたし、何かを成し遂げようともしませんでした。『NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 伸びる大学生、伸びない大学生!?』」

http://www.nakahara-lab.net/blog/2009/06/post_1515.html


「ひっきー」でいいじゃない!

「ひっきー」の時期がなかったら、その後は上手くいかなかったんじゃないかなあ。

それを「人生の大きな損失」と捉えるのは残念だなあ。


周りにいる学生のノリについていけないというのは至極まともなことで、みんなどこかで自分を「騙して」合わせているわけじゃないの。

それはやっぱり無理がある。

無理に合わせたら虚しいよ。


何で虚しいかというと、「このままでいいのかな?」っていう疑問。

いつかは死んじゃうのに、何やってんだろ?ってなったらもう大丈夫だけど、ひきこもりつつ周りにいる人との触れ合いを求めていると、いつまでもその虚しさから抜け出すことはできない。


学生生活が犠牲になることで、はじめて自分と向き合える機会が得られるのかもね。
「勘違いしている人が多いが、人間の精神の健康は「過去の出来事をはっきり記憶している」能力によってではなく、「そのつどの都合で絶えず過去を書き換えることができる」能力によって担保されている。トラウマというのは記憶が「書き換えを拒否する」病態のことである。ある記憶の断片が、何らかの理由で、同一的なかたちと意味(というよりは無意味)を維持し続け、いかなる改変をも拒否するとき、私たちの精神は機能不全に陥る。『1Q84読書中 (内田樹の研究室)』」

http://blog.tatsuru.com/2009/06/04_1313.php


それぞれ感受性は違うのだから、「そのつどの都合で絶えず過去を書き換えること」ができなくたって気にする必要はないよ。

「いかなる改変をも拒否するとき、私たちの精神は機能不全に陥る」というのは酷いんじゃないかな。


ボクは、いかなる記憶の改変をも拒否しちゃうようなその不器用さを眩しく感じるよ。

うまく立ち回って、踊り続けられる人って、やっぱり自分を騙してる。


本を読んでも癒やされない人は、「語る」ことでしか、自分という人生を「語る」ことでしか救われない。

自分を騙すことができない人が時として鬱病とかになっちゃうのかもしれないけど、それは「精神の機能不全」というよりも、「精神の骨休め」だと思う。


自分と向き合うための骨休め。

小説の力ってすごいけど、いつまでも書き換えられることができるとは思えない。
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