「函館に行くなら、ホテルのプールで子どもを遊ばせたい」。そう考えて宿を探し始めると、意外なところで手が止まります。夜景や朝市の話はたくさん出てくるのに、プールの話になると情報がぐっと減るからです。
冬でも入れるのか。宿泊していても料金がかかるのか。小さい子はひとりで入れるのか。気になることは多いのに、答えがまとまっている記事はあまりありません。その気持ち、よく分かります。
でも、見る欄さえ分かれば、函館まわりでプールのある宿選びは迷いません。
函館で子連れにおすすめのプール付きホテル
● 紹介するのは、スライダーがある屋内温水プールを持つ森町のリゾートホテル1軒です
● プールは10:00〜19:00、料金は大人350円・小人250円で、宿泊料金とは別に払います
● 「子育て中のパパ&ママ応援!」のプランだけは、滞在中何度でも使える温水プール利用券が付きます
函館の旅でプールを楽しめるかどうかは、行き先よりどの宿のどのプランを選ぶかで決まります。先に宿の基本を表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宿名 | リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼 |
| 住所 | 北海道茅部郡森町赤井川229(大沼公園駅から車で10分) |
| プール | 屋内温水プール。館内設備の欄に「プール(通年)」 |
| 子どもの条件 | 小学4年以下は保護者の同伴が必要 |
| 添い寝 | 0歳〜2歳、大人1名につき1名まで |
| 総部屋数 | 82室(客室タイプは16) |
それぞれの中身は、このあとひとつずつ説明します。
函館のプール付きホテルで、子どもといちばん楽しみたい時間
雪の季節でも水着で遊べる午後
北海道の旅で子どもが退屈しやすいのは、外で遊べない時間です。雨の日や、雪で公園に出られない日。この宿のプールは屋内の温水プールで、プラン説明には「スライダーがある年中遊べる温水プール」とあります。冬の旅でも、水着を持っていけば午後をまるごとプールに使えます。
営業は10:00〜19:00です。チェックインは15:00なので、到着した日の夕方、夕食の前にひと泳ぎする流れが組めます。夕食は18:00〜20:30のレストランなので、プールから上がって着替える時間も取れます。
泳いだあとに、親が温泉で体を休める時間
館内には自家源泉の天然温泉スパがあり、露天風呂やサウナもそろっています。子どもがプールで遊び疲れて早く寝たあと、交代で温泉に行くのが、この宿らしい夜の過ごし方です。
スパの午後の営業は、子育てプランの説明では11:00〜24:00です。プランによって時間の書き方が違い、グランピングのプランでは22:00までとなっています。
プールがあるかどうかは、宿の館内設備の欄とプラン説明でほぼ見分けがつきます。
いつ・いくらで入れるかで見るプール付きホテルの選び方
同じ「プールあり」の宿でも、入れる季節と料金のかかり方で、旅の組み立ては大きく変わります。形ごとの違いを表にしました。
| プールの形 | できること | 気をつける点 | 適合度 |
|---|---|---|---|
| 屋内の温水プール(通年) | 冬や雨の日でも泳げる | 入場料が別にかかるか | そのまま満たす |
| 利用券付きのプラン | 滞在中に何度でも入れる | 付くのは特定のプランだけ | そのまま満たす |
| 夏だけの屋外プール | 晴れた日に外で泳ぐ | 季節が外れると入れない | 条件付きで満たす |
| 宿の外の市民プール | 安く泳げることがある | 宿泊とは別の施設 | この条件には合わない |
紹介する宿は上の2行に当てはまります。屋内の温水プールで、館内設備の欄には「プール(通年)」とあります。
予約前にプールの条件を確かめる方法
宿の案内には、プールの情報がいくつかの欄に分かれて書かれています。次の順で見ると取りこぼしません。
- 「館内設備」の欄で「プール(通年)」かどうかを見る
- 「条件・注意事項」の欄で、子どもの同伴の条件を読む
- プラン説明の「ホテルのご案内」で、時間と料金を読む
- プラン名に「子育て」が入るプランは、特典の欄まで読む
この宿では、子どもの同伴の条件は「条件・注意事項」の欄にあり、料金と時間はプラン説明のほうに書かれています。どちらか一方だけ見ると、片方を見落とします。
正直に書きます プールのある宿で失敗しやすい選び方
プールの有無だけで宿を決めると、当日に困ることがあります。よくある3つを挙げます。
| よくある落とし穴 | 何が起きるか | 代わりの選び方 |
|---|---|---|
| 函館の市街のつもりで予約する | 泊まる町が函館市ではなかった | 住所の欄で町名を見てから決める |
| プールは宿泊者なら無料だと思う | 家族の人数ぶん入場料がかかる | 利用券付きのプランを選ぶ |
| スライダーに何歳でも乗れると思う | 当日、乗れるかどうか分からない | 予約後に宿へ年齢と身長を伝えて聞く |
この宿の住所は森町赤井川で、函館の市街ではありません。交通アクセスの欄には「道央道 大沼公園ICより約2分」「大沼公園駅より車で10分(予約制無料送迎バス有)」とあります。泊まらずにプールだけ使えるかどうかは、宿の案内からは分かりません。
また、スライダーの身長や年齢の条件は、宿の案内に書かれていません。小さい子が滑れるかどうかは、行く前に宿に確かめておくと安心です。
子連れでプールを楽しめる函館のおすすめホテル
ここからは、紹介する宿をくわしく見ていきます。
リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼 スライダー付きの温水プールで一年中遊べる
「100万坪の敷地の中に様々な施設があり、自然の中でゆったりと過ごせます。」と紹介されている、駒ケ岳を望む大きなリゾートホテルです。総部屋数は82室、クチコミは4.54(799件)です。館内設備にはプール(通年)のほか、体育館、卓球、ゲームコーナー、テニスコートが並びます。スライダーのある屋内温水プールに、冬でも入れることがこの宿を選ぶ理由です。
プールの料金は大人350円、小人250円です。大人2人と小人2人なら、350円×2と250円×2で1,200円です。2泊する家族や、プールで長く遊びたい家族は、プラン選びで差が出ます。
そこで見てほしいのが、「子育て中のパパ&ママ応援!嬉しい特典いっぱい♪ 【夕食スタンダード会席&朝食ブッフェ付】」です。特典に「滞在中何度でも!温水プール利用券付」とあり、このプランなら、泊まっているあいだはプール代を気にせず何度でも入れます。ほかにも、オムツ(S/M/L)6枚、おしりふき1個、使い捨てエプロン3枚、「離乳食2食&おやつ」か「スティックタイプ粉ミルク600cc」を選べるチケットが付きます。特典は添い寝の子にも付きます(大人1名に付き1名迄)。オムツのサイズは予約の際に連絡します。
無料の貸し出しも書かれています。ベビーソープ、ベットガード、フードカッター、お子様用椅子です。夕食のレストランには子供会席があり、小さい子のぶんの食事を別に考えなくて済みます。荷物を減らしたい赤ちゃん連れには、プールより先にこの特典が効いてきます。
気になる点もあります。温水プールは小学4年以下の子は保護者の同伴が必要で、子どもだけでは遊ばせられません。親のどちらかは水着を用意しておきましょう。
● 冬の旅でも子どもを泳がせたい
● 赤ちゃんのオムツや離乳食を減らしたい
● 車で大沼のほうへ回る予定がある
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部屋選びで変わるプールのあとの過ごし方
この宿は客室タイプが16あり、プールのあとの過ごし方は部屋で大きく変わります。家族で使いやすい部屋を表にしました。
| 客室 | 定員欄 | 子連れで見ると |
|---|---|---|
| 【和美麗】38平米 | 1人〜5人 | 10畳の和室。布団で寝る小さい子向き |
| 【洋モダン洋室】36平米 | 1人〜3人 | ベッドの洋室。3人家族まで |
| 【スイート和洋室】72平米 | 72m²/1人〜5人 | 最上階の和洋室 |
| 【コテージ 54平米】 | 54m²/1人〜4人 | 離れ客室。リビングと和室 |
| 【スイートヴィラ】100平米 | 100m²/1人〜15人 | 離れ客室。キッチン付 |
メイン棟の【和美麗】38平米は10畳の和室で、バスルーム・トイレ・洗面台がセパレートです。プールから戻ってすぐ子どもを洗える浴室が部屋にあるのは、小さい子連れには助かります。
ケビン、コテージ、ヴィラは客室一覧で「離れ客室」と表示されています。プールや温泉のあるメイン棟とは建物が分かれるので、濡れた水着の子どもを連れて外を歩くことになります。冬に泊まるなら、メイン棟の部屋のほうが移動は楽です。
グランピングの3タイプ(38平米)は「バス・トイレは御座いません。」とあり、隣接のホテル大浴場と共用トイレを使います。【ケビンDOG同伴可ルーム】(29平米)もバス・トイレ無と表示されています。夜中にトイレに起きる年齢の子がいる家族は、バス・トイレ付の部屋を選んでください。
季節と子どもの年齢に合わせた1泊2日の組み方
全員がずっとプールにいる必要はありません。泳ぐ人と休む人に分かれても、夕食で合流できれば十分です。
1泊2日の標準案
15:00にチェックインし、荷物を置いたらプールへ。19:00の終了までに上がり、着替えてレストランの夕食(18:00〜20:30、19:30LO)に向かいます。子どもが寝たら、親は交代で天然温泉スパへ。翌朝は7:00からの朝食ブッフェのあと、チェックアウトの10:00までに荷物をまとめます。
雨や雪の日の代わりの案
外に出られない日は、館内で過ごす時間を増やします。プールに加えて卓球(10:00〜21:30、30分300円)やゲームコーナーがあり、館内だけで半日を過ごせます。
赤ちゃん連れで泳がない日の案
まだプールに入れない月齢の子なら、子育てプランの特典と、部屋の浴室を中心に組みます。上の子だけ親の片方とプールへ行き、もう片方は部屋で赤ちゃんと休む分け方もできます。
予算と手配で迷いやすいことを整理する
| 確認項目 | 見落とすとどうなるか |
|---|---|
| プールの料金 | 利用券のないプランでは、大人350円・小人250円が家族の人数ぶんかかる |
| 子どもの料金区分 | 料金欄は「子供料金設定有り」。年齢ごとの区分は予約画面で見る |
| 添い寝の年齢 | 3歳以上は添い寝にできない |
| 取消料 | 7日前から宿泊料金の20%がかかる |
| 宿泊税 | 宿泊料金とは別に現地で払う |
料金を比べるときは、日付、大人と子どもの人数と年齢、客室、食事、プール利用券の有無をそろえて見てください。同じ部屋でもプランで中身が違います。
予約前に確かめること、予約後に宿へ伝えておきたいこと
予約の前に、プラン名に「子育て中のパパ&ママ応援!」が入っているかと、客室名を照らし合わせてください。このプランは、グランピングやヴィラを含む15タイプの客室で選べます。
予約したら、宿に一本連絡を入れておくと、当日の段取りがよくなります。
● オムツのサイズはMです
● スライダーは何歳から乗れますか
● 子どもは4歳と1歳です
● 送迎バスを予約したいです
● 子供会席を1つお願いします
よくある質問
Q. 函館の市街に泊まって、このホテルのプールだけ使えますか。
A. 宿の案内に書かれているのは宿泊する人向けのプールの時間と料金で、日帰りの利用は書かれていません。リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼のプールで遊ぶなら、泊まる計画で考えるのが確実です。
Q. プールの料金は宿泊料金に入っていますか。
A. プールの料金は大人350円、小人250円です。プラン説明で温水プール利用券が付くと書かれているのは「子育て中のパパ&ママ応援!」のプランで、滞在中何度でも使えます。
Q. 小さい子だけでプールに入れますか。
A. 入れません。小学4年以下の子は、保護者の同伴が必要です。スライダーの年齢や身長の条件は書かれていないので、予約後に宿へ聞いておくと安心です。
Q. 添い寝は何歳までですか。
A. 0歳〜2歳までで、大人1名につき1名までです。子育てプランの特典は、添い寝の子にも付きます(大人1名に付き1名迄)。
Q. 冬でもプールに入れますか。
A. 屋内の温水プールで、館内設備の欄は「プール(通年)」です。プラン説明にも「年中遊べる温水プール」とあります。冬はバーベキューが使えないので、館内で過ごす時間を多めに見ておきましょう。
Q. 子連れで泊まりやすい部屋はありますか。
A. 客室タイプ16のうち12タイプがバス・トイレ付です。バス・トイレが無いのは、グランピングの3タイプ、【ケビンDOG同伴可ルーム】、【MAX CABIN】です。小さい子連れなら【和美麗】38平米のように浴室のある部屋を早めに押さえるのがおすすめです。
出かける前に確認しておきたい注意事項
楽しい旅にするために、ここだけは目を通しておいてください。
| 対象 | 内容 |
|---|---|
| 宿泊税 | 2026年4月1日チェックイン分から、1人1泊あたり別途現地で払う。金額の記載なし |
| 入湯税 | 記載なし |
| 駐車場 | 600台、無料、予約不要 |
| 離れ・別棟 | ケビン・コテージ・ヴィラは離れ客室。グランピング3タイプと【ケビンDOG同伴可ルーム】はバス・トイレ無 |
| プールの時間 | 10:00〜19:00。小学4年以下は保護者の同伴が必要 |
| 添い寝 | 0歳〜2歳、大人1名につき1名まで |
子どもと泳ぐ時間から、宿を選ぶ
函館の旅というと、夜景と朝市が先に浮かびます。けれど子どもにとっては、スライダーを何度も滑った午後のほうが、ずっと記憶に残るかもしれません。
雪が降る日でも、温水プールなら水着で笑っていられます。泳いだあとは子供会席の夕食、親は温泉。それだけで、移動の多い旅とは違う一日になります。
プール利用券の付くプランと、浴室のある部屋。この2つを先に決めれば、家族の1泊はほとんど決まります。
窓から駒ヶ岳が見える部屋で、泳ぎ疲れた子どもの寝顔を眺める夜を過ごしてください。
※部屋タイプ、設備、料金、プールの営業時間、送迎条件は変更されることがあります。予約前に最新情報をご確認ください。

