11月東京大衆演劇は氷点です。
10月までは割とホットな東京周辺の大衆演劇ですけど。まさに、ホットファミリーですよ。
藤井隆もカラダの一部がホットホット!しちゃいます。微妙に古いネタですね。
はじめ人間ギャートルズって確かに古いですね。私よりも世代がひと回り上だと思います。再放送で辛うじて知ってるレベルですからね。テレビ探偵団だかで懐かしのアニメで紹介されたりして。中山秀征がよく話題にしてました。
中山秀征ってかつてはおもんない東京のタレントの筆頭みたいな感じでしたけど。
今年の阿佐ヶ谷七夕祭りにはギャートルズの張子が飾られてましたよ。まあ、わかる人にはわかる昭和ネタだと思います。でも、ギャートルズと言われて刺さるのはアラフィフ以降だと思いますね。
大五郎とか里美たかしには伝わらないかも知れません。彼らは30代ですからね。アラフォーですよ。大五郎もアラフォーなんですね。
うちの母は大五郎の人柄を絶賛してました。たかしのことはごっついって言ってましたけど。確かにたかし。
正月の大勝館の下の食堂で大晦日待機していたことがあったそうです。そうしたら、大五郎が降りて来て挨拶してくれたんだとか。御祝儀も渡してないのに。役者なんてげんきんだから御祝儀渡さないとそっぽ向かれるのが大半なのに。それに感動したみたい。すっかり、大五郎ファンになってしまったそうです。トリコになったとか。
大五郎は送り出しの際も誠実ですし、ホントいい座長だと思います。決して、塩対応しませんからね。大衆演劇の鏡だと思います。
送り出しは大事ですからね。送り出しの対応もファンはちゃんと観てますから。
そんな話はさておき。
11月の木馬館は章劇ですね。篠原前会長の追善もありますし、なにか特別講演がありそうですね。蓮座長のことは前会長が特に可愛がってましたから。
篠原演芸場は劇団菊太郎、立川けやき座は劇団錦ですね。両方とも被りますね。劇団菊太郎の方が集客力はあると思うけど。両方ともよく言えば若い、悪く言えば未熟ですね。好きな人には刺さるけど、決してオールラウンダーではございません。エンタメ性はあると思うけどね。
三吉は篠原とはバチバチの都若丸、歌舞伎町は父親が都若丸の父親の弟子だった宝海大空。両方とも篠原とは隙間風を感じる劇団ですね。関西では人気が高い劇団ですけど、篠原とのディスタンスのせいで関東では馴染みが薄い劇団だったりします。
川崎大島劇場は劇団戸田。今年2回目ですよ。正月公演から10ヶ月で戻って来てくれるとは。ありがたいですね。
11月の東京界隈の大衆演劇、まさに氷点ですね。氷点とは小説が原作のハードボイルドなテレビドラマです。玉置浩二が主題歌を歌ったこともありますね。
ちなみに、あの笑点は氷点のパロディーとして付けられた番組名だそうです。
篠原と反篠原、そして、若手中心の未熟な劇団など、大衆演劇の氷点を感じられるラインナップになってます。
まだまだ2ヶ月も先の話ですけど、どこに観に行きます?
若丸か、大空か、戸田か、どーもか。
奇跡の双子か、カムイか。
なかなか濃いメンツですよね。どれも、一癖も二癖もある劇団揃いです。目移りしますね。
11月には退院しているはずですし、リハビリがてら、若丸とカムリのところに連れて行こうかな。それはさすがに厳しいか。
手ぐすね引いて待ってます。