アーティスティック大衆演劇への道しるべ。

シンクロナイズドスイミング、略してシンクロ。

ナイスではなくて、シンクロナイズドですね。

アボカドみたいなものですよ。アボカドですからね。

いまはシンクロではなくて、アーティスティックスイミングだそうです。略してアー水？誰も呼びませんね。略させないための改名でしょうか？

マクドナルドはマックなのか、マクドなのか。

ケンタッキーフライドチキンはケンチキなのか、ケンタなのか。

シンクロナイズドとは同調性のことですね。大衆演劇の群舞で同調性が見られることはほぼないです。どう調整しても同調性は身につきません。大衆演劇ですから。いい加減なんですよ。それが大衆演劇たる所以ですし。

もしも大衆演劇をアーティスティック演劇にしたらどうしますか？

タバコ舞踊も禁止、下ネタも禁止、舞台上で御祝儀貰うのも禁止、ただぶらぶらするだけのやる気ゼロ舞踊も禁止、スケスケ乳首衣装も禁止、デブは出禁、デブは出禁…

そんなの大衆演劇じゃないですよね。

大衆演劇にアーティスティックなんて誰も求めてませんよ。たぶん。

日本文化大衆演劇なんていうと、まるでアーティスティック演劇を志向してそうな気がしてきますけど。

それじゃ大阪ではウケません。たぶん。

そもそも、アーティスティック演劇にしたらただのデブは出られなくなります。オペラ歌手ばりに歌えるとか何かしらアーティスティック要素がないと。

そんな人材が大衆演劇に来るわけがないじゃないですか。

役者は太ったらダメ。

by長谷川武弥

大衆演劇アーティスティックランキングとかやってみたいような気がしますけど。誰が一番品があって、優美なのか。

うちの母は品がある役者が好きだそうです。自分はそんなに品があるわけでもないのに。

品がない役者には総じて低評価ですからね。下品は嫌いだそうです。

私は下品な座長も好きですけどね。大衆演劇ですから。

大衆演劇に品格を求めるのはちょっと違うと思います。

大衆演劇はサブカルチャーであって、日本文化とまで言い切っていいのか、とは思いますけどね。

日本文化っていうと、茶道や華道に文楽、能楽みたいに様式美だとかに拘り出したりして、なんだか上から目線チックだと思いますし。

まあ、スケボーやダンスがオリンピック競技になる時代ですから、いつかはタバコ舞踊がオリンピック公式競技になる日が来るかも知れないけど。

歌舞伎座でタバコ舞踊できる時代が来るかも知れません。

ベルサイユ宮殿でタバコ舞踊、ルーブル美術館でタバコ舞踊。

世界的な禁煙の波にも屈せず、時代の流れに逆行するが如くタバコ舞踊。

ところで、タバコ舞踊ってどこをどう判定すればいいんでしょうか？タバコ舞踊の芸術点とか存在するんでしょうか？

のび太のあやとり、昼寝みたいなものですよ。

大衆演劇アーティスティックタバコ舞踊コンテストとかやってみたいですね。

座長大会ならぬ、座長タバコ舞踊コンテスト、最優秀賞には賞金1000万とか出すんです。まえ田食堂が協賛になってお金を出すとかして。

座長も本気出すと思いますよ。どう魅せたらよりアーティスティックなのか。なんか、哲学的ですね。

タバコ舞踊のショート動画をあげて、タバコ舞踊でバズりに行くんです。

タバコ舞踊は大衆演劇を救う。

オー！ジャパニーズアーティスティックタバコダンス、アメイジング、ファビュラス、マーベラス、グラマラス。

日本たばこがスポンサーになれば大衆演劇に大金が流れて来ますよ。地獄の沙汰も金次第ですからね。

座長のやる気も金次第ですからね。

御祝儀少ないといい加減なことをやり始めるのは大衆演劇あるあるですから。それでドロンした役者は数知れず。

哀愁のタバコ舞踊ですね。大衆演劇はタバコで語るものなんです。知らんけど。