さらば愛しの千両役者たち。
気がついたら今日は千秋楽です。東京ではほぼ昼の部までですね。木馬館のみ夜の部まであります。橘劇団は来月は立川なので引き続き観に行けますが、他の劇団とはしばしのお別れ、さらばですね。
さようならとは左様ならば、から派生した言葉です。さらばはさりの未然形と接続詞のばが合わさったさら+ばが一語になったことばで、左様ならばと同じ意味です。
英語の「グッドバイ」フランス語の「アデュー」は神のご加護が含意され、中国語の「再見」は再会を願う気持ちが込められてます。英語だと「シーユーアゲイン」ですね。
その一方で、さようならとさらば、どちらも後に続く言葉が省略されてます。日本語はお互いが共有できる言葉はイメージとして省略されがちです。敢えて言葉にしないで余韻を持たせるんですね。多民族国家ではあり得なかったと思います。
ヘイヘイホーみたいなものですね。ヘイヘイホーってなんなんでしょうか。北島三郎だから伝えられるイメージだと思います。言葉の意味ではなくてイメージだけでその気にさせてるんでしょうね。どうとでも解釈できる、奥行きの広がりというのもありそうですね。
チャゲアスのヤーヤーヤーとか、TRFのイエイイエイイエイイエイイエイ、ウォウウォウウォウウォウとか。決して手抜きではなく、ライブでのコールアンドレスポンスが念頭にあったはずです。つまり、カラオケとライブで適当に盛り上げるためのものですね。
ヘイヘイホーで行けたのがデカいと思います。ヘイヘイホーのルーツを辿れば、日本語にはさようならとかさらばみたいな後に続く言葉を敢えて言わない文化があるわけです。
北島三郎とオフコースは繋がっているんでしょうか?淀川長治とも繋がってますね。知らんけど。
橘鷹勝は今どこで何をしてるんでしょうか?カタギになったのでその名前はもう使えませんけど。
恋川風磨にしても大衆演劇の役者って舞台から降りたら見えなくなりますからね。大衆演劇には無数のサイレンスが拡がっています。かつて在籍した役者たち、もう二度と戻って来ない人たちですね。
AV男優にでもなればウケるんですけどね。あの橘鷹勝が加藤鷹になっていた、みたいな。チョコボール鷹ですね。エンオーもネタにできて喜ぶと思うんですけど。
ところで例のヘルニアになった若座長は復帰したんでしょうか。ヘルニア若座長も気になりますね。若座長のおしりが無事なのかが気になります。長谷川一馬にスパンキングしてもらうしかなさそうです。馬乗りになって。
予備校講師も舞台からサランヘヨした講師が多いんですよ。
さらば愛しの予備校講師、ですね。
代ゼミにはかつて福ピーと呼ばれた講師がいました。西谷と吉野からホモ講師弄りされていたひとですね。むっちゃんとサクセスとかいう名前でバンドもやってました。
※ホモというのはあくまでも噂で、本人は一応、否定してました。
福ピーはその後予備校講師を辞めてカタギになりました。パンケーキ食べたい、パンケーキ食べたいと言い出して、代々木上原かどこかでパンケーキ専門店をプロデュースしてましたね。今はもう閉店してしまったみたいですけど。
※福田清盛の店はカップケーキだった。銀座のデパ地下に一時期出店していて、一度だけ買って食べたような。お店は高そうだったので結局一度も行かず終いだった。まあ、福ピーのことあまり知らないというのも。予備校講師としても酒井や笹井などに比べるとそこまで売れてなかったし。
まるで、石田純一みたいですね。船橋かどこかで焼肉ジュンチャンをやってます。宮迫の牛宮城は閑古鳥が鳴いてるみたいですけど、ジュンチャンは好調らしいです。本人が店頭に立って接客してるそうですよ。
予備校講師も大衆演劇の役者同様に儚い存在ですからね。
夢は前方後円墳に入ることだと語っていたむっちゃんも消えちゃいましたし。本人は堂本光一とか椎名桔平とか自称してましたけど、どちらかと言うとドランクドラゴンの塚地でしたね。晩年は宮迫みたいになってました。結局は前方後円墳には入れなかったみたいですね。
ガケタカシこと嵯峨祟みたいに消えてしまった講師もいます。わだじゅんも消えましたね。中畑佐知子も消えました。
ネットをやってる講師ならばご健在なのがわかるんですよ。西きょうじも今井宏も仲本ひろきも元気そうですね。達者で何よりです。
椎名守とか津守こうたみたいに亡くなられた講師もいらっしゃいますからね。太庸吉は昨年引退されたみたいです。
※今みたいにネットがあるから知ることができるというのもあります。かつてならば新聞に載るような有名講師でない限り訃報を知ることは叶わなかっただろうし。そのままフェイドアウトする宿命だった。傭兵みたいなものだからね。ネット以前の講師に関しては謎だらけ。風の噂でどうやら死んだらしいくらいしかわからない。
知ってる講師がお亡くなりになったり、引退されたと聞くとほんの少しだけ寂しくなります。
例えるならば、知ってる芸能人や有名人の訃報を聞いた時と同じような心境になりますね。
予備校講師も大衆演劇の役者も一般的にみたらそこまで有名というわけでは決してないんですけど、一時期は共有していた間柄ですから。一期一会といっても、人生の一時期でもクロスしてるわけですから。
道は死ぬまで続きますからね。例え、分かれて離ればなれになったとしても。
代々木駅前本校が更地になっても、代ゼミ講師や元講師が生きてる限り、道はどこかに続くわけです。
大衆演劇の役者は役者やめたらどこでなにをしてるものなのでしょうか?
橘鷹勝とか暴露系ブロガーとかになればいいのに。実はあの役者はホモだったとか。
まあ、そんなことしたら消されるか。危ない危ない。
作者が亡くなり、春日部のイトーヨーカドーこと、サトーココノカドーが消えたとしても、クレヨンしんちゃんは続きますからね。その点で、二次元は強いですよね。不老不死ですから。