橘大五郎と里美京馬の平公の恋@篠原演芸場。 | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真夏の夜の夢★

橘大五郎と里美京馬の平公の恋@篠原演芸場。

転がる石といえば、昔、橘菊太郎が舞台を前転しながら「転がる石」をまさに体当たりで演じていたことがありましたね。


橘菊太郎、前転できるんだ。次はバク転にチャレンジしてください。


橘菊太郎になんとなく会いたくなって、母親連れて篠原演芸場まで行って来ました。


とりあえず、芝居を観せておけば元気になるので、連れて行ってるんです。他に趣味がない人ですからね。


大衆演劇以外にも趣味を持ってほしいと思うのですが、時すでに遅し。


役者よりも大衆演劇好きなんじゃないかというくらい昔から大衆演劇漬けでしたからね。


なにがそんなに大衆演劇がいいのか。もはや、理屈じゃないと思います。


その割に好き嫌い結構ありますけどね。あの劇団は嫌だとか。まあ、色々と。


なので、基本的に母親が気に入ってる劇団にしか連れて行きません。ちなみに、都若丸と恋川純は好きじゃないみたいです。品がないから好きじゃないとか。大衆演劇に品なんて持ち出したらあきまへん。まあ、言わんとすることはなんとなく、わからなくはないけど。うむ。


なので、都若丸と恋川純は基本的に母親抜きになります。浅井もあまり興味ないみたいです。なので、今月は三吉には行かないかも知れませんね。


個人的には浅井、悪くないと思うんですけどね。何が悪いんでしょうか?


春道のせいでしょうか?春道、悪くないんですけどね。贔屓のお客さんに木馬館近くにあったお店で生姜焼き定食奢ったりしてましたし。ああ見えても良いところあるんですよ。


まあ、ゆうて800円ほどですけど。高い生姜焼きになりそうです。しょうがないですね。


浪速から里美の馬が来ると聞いて連れて来たんです。なにかに託けて篠原演芸場には来たがるんですよね。おそらく、東京に贔屓がたくさんいるんでしょうね。


芝居は「平公の恋」でした。前に花車のGODが三吉で演じたのを観たことがあります。GOD迫真の演技でしたね。他のメンバーも出ていたはずですが、GOD以外は全く印象にありません。やはり、花車は未だにGODの劇団なんでしょうね。


平公は大五郎が演じてました。ワカメを馬が演じてましたね。大五郎と京馬は馬が合うんでしょう。大五郎、めちゃめちゃはっちゃけてましたね。いつもより弾けてました。


大五郎と馬はやりたい放題でした。芝居というか、もはやコントでしたね。場内爆笑でした。うちの母も喜んでましたね。


京馬曰く、上の2人の圧がない分、のびのびとできたとか言ってましたね。やっぱり3番じゃダメみたいです。大衆演劇も一番じゃないと。座長じゃないとダメなんですね。


撮れた写真はこれだけ。


ミニショーのラストですね。充電切れでした。真ん中が大五郎、右が馬。


美山で圧に悶えながら奮闘する馬を観るのも良いんですけど、解放されてやりたい放題やってる馬もいいですね。まるで、じゃじゃ馬みたいで。


そして、大五郎の楽しそうな姿も良かったです。いつもより好き勝手にやってましたね。大五郎の平公は初めて観たんですけど、GODの平公とはまた違って良かったです。


翌日は立川のエンオーのところにゲストだそうです。それも楽しみだったんですけどね。


今日は立川ではなく、浅草に行きました。美松ではなく、四万六千日です。ほおずき市ですね。


ちなみに、酸漿って漢字だとこう書くらしいです。絶対書けませんし、読めませんね。


四万六千日は126年に相当します。この日に参拝すれば、なんと一生ぶんの功徳が得られるんだとか。すごいインスタントぶりですね。


まるで、深川不動にある四国のお遍路ですよ。88体の小さな仏像を撫でるだけで、お遍路したのと同じ功徳が得られるとかいうアレですよ。そんなことあり得るんでしょうか?すごいご都合主義じゃないですか。


まあ、仏教も大衆に迎合しながら残ったんだと思います。厳しいことばかり言ってると大衆からはソッポ向かれますから。昔から大衆とは楽して得したい人たちですからね。苦労なんてしたくないわけです。


南無阿弥陀もとりあえずそれだけ唱えておけばオッケーとかいうやつですからね。仏像って至る所に大衆受けするコンテンツが散りばめられているんです。お守りしかり、御朱印しかり、おみくじしかり。


川越神社のおみくじ、かわいいですよね。鯛なんです。美山が川越に乗ったとき、たくさん買って来て、お客さんに巻いたこともあります。一個300円くらいしますから、奮発しましたね。100個で3万円ですからね。里美祐樹の1ヶ月分のお花ですよ。知らんけど。


たぶん、川越神社のおみくじひとつで牛丼一杯食べられます。牛丼一杯いくらなのか知りませんけど。最近行ってないので。前は300円以下でしたよね。今は値上げしてるんでしょうか?


四万六千日限定の雷除けを買ってきました。かつては赤とうもろこしが売られていたそうですけど、赤とうもろこしが取れなくなって、お札に代わったそうです。


そもそも、赤とうもろこしがなんで避雷針になるんですか?謎すぎます。


まあ、田舎にお住まいの皆さんならばご存知のとおり、雷は怖いですからね。田舎って何もないから、突然の雷雨の際、逃げ場がないんです。山と林と田畑しかないじゃないですか。茨城県民なんて雷除けは必須です。何もないですからね。


御老公の湯とか皆さんどうやって行ってるんでしょうか?最寄駅ないですよ。送迎バスもないですし。古河からバスでしょうか?場所が悪すぎます。


木川劇場みたいに劇団員が送迎するしかなさそうです。王座のカルタが送迎とかしていたらしいですし。確かしてたはず。


木川劇場だったらなんとか歩いて行けそうですけど、御老公の湯は徒歩ではおそらく無理ですよ。徒歩で行けないようなところで大衆演劇なんてやるべきではないです。足腰悪いBBAとか無理じゃないですか。BBAの足腰のことまで考慮してるんでしょうか?うちの母親では絶対無理です。


無愛想な友也座長が送迎してくれるならともかく。友也の送迎とか間が持たないですよ。却って地獄になりそうな予感しかしません。


一度だけ御老公に行ったんですけど、昼の部の芝居間に合いませんでした。


一時期、エンオーにハマっていた時があって、わざわざ御老公まで観に行ったことがあるんですよ。今だったら絶対しないですけど。


エンオーの喜劇が良かったんですね。かつてのエンオーの喜劇には破壊力があったんです。最近は丸くなったのか、元気ないのか、控えめですよね。大丈夫なんでしょうか?


うちの母はエンオーはあまり興味なさそうです。なので、誘ってもあまり乗り気はなさそうですね。立川でやってるんですけど。


雷除けを無事にゲットしました。時間は6時を過ぎてたので、木馬館はすでに芝居も佳境だったと思います。舞踊ショーから観ることもできますけど、舞踊ショーだけ観る気になりますか?まあ、ワンコインくらいだったらそれもいいですけど、ショー割ゆうてもいい値段しますからね。


芝居をメインだというならば、舞踊ショーはワンコインでいいと思います。イブニングショーだとか舞踊ショーだけでもやるというならば、まあ、千円以上は取らないといけないかも知れませんけど。


篠原は昔から舞踊ショーよりも芝居重視じゃないですか。だから、舞踊ショーにシフトしている関西の人気劇団に水を開けられることになったんでしょうけどね。皮肉にも。


長い目でみたら、芝居を大切にするのは間違ってないと思います。芝居は脚本として残りますからね。


短期的に見れば舞踊ショーに力入れた方がいいですね。客寄せになるのは芝居よりも舞踊ショーですから。舞踊ショーは盛り上がりますからね。


芝居で集客するのはムズイですよ。芝居なんてマニアくらいしか飛びつかないものですから。通りすがりで観るものではないですからね。大道芸みてもわかる通り、4分以内で完結するコンテンツでないと観客は飽きるんです。芝居で4分とか無理ですからね。ショートコントになってしまいます。


舞踊ショーの選曲を工夫するだけで集客2、3割は増えると思いますよ。自分が劇団をプロデュースしろと言われたら徹底的に舞踊ショーの選曲に拘りますね。芝居はオマケでいいです。大半のお客さんにとっては舞踊ショーまでの繋ぎに過ぎないですし。


でも、それをやったら大衆演劇はダメになるとは思いますけどね。集客には繋がらなくてもいい芝居やるべきとは思います。難しいですね。


昨日は橘菊太郎に会えなかった。もう一度、行かないと。まあ、来月は立川、再来月は浅草演芸ホールですけどね。もとい、木馬館でしたね。


ちなみに、京馬は来月も黒崎からゲストに行く気満々みたいです。